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関空、冬スケジュールで中国系の就航・増便が決まる、上海が最多便数に

  • 2006年10月16日
 関西国際空港発着の中国便が冬スケジュールから増便が相次ぎ決まっている。

 まず、中国東方航空(MU)は関西/昆明線を新規就航する。これは12月12日から就航するもので、週3便、利用機材はボーイングB737型機、ビジネスクラス8席、エコノミークラス126席の合計134席となる。このほか、MUは10月29日から、現在の関西/上海線の週5便をデイリー運航、関空/青島/北京線は週3便を週4便とする。
 また、上海航空(FM)は10月29日から、関空/上海線を週6便から週10便とする。これにより、週3日はダブルデイリー運航の体制となる。厦門航空(MF)は12月8日から、関西/杭州線を週2便で開設する。
 中国国際航空(CA)は関西/上海線を週7便、関西/北京線を週2便増としてデイリー運航、また、関西/上海線を関西/上海/深セン線と路線を変更する。

 いずれも、関空プロモーションで増便、就航を要請しており、先ごろの日中航空交渉の合意により、大きく前進したもの。また、上記の増便、就航により、関空発の就航都市としてはこれまでソウル便が週63便と最も多い便数であったが、上海便が週66便となり最多便数を就航する都市となった。今後も日中航空交渉の合意による増便として週60便を見込んでおり、関空との中国行き路線の拡充が予想されている。