旅行業・観光業DX・IT化支援サービス

OS、成田/ウイーン線を週5便に、7月からは関空発でデイリー運航を開始

  • 2005年4月21日
 オーストリア航空(OS)は、4月22日から成田第2滑走路オープンに伴い、成田/ウイーン線を週2便増加し、週5便体制にした。来日したOSのCEOヴァン・ソーレンセン氏は「テロ後に落ち込みがあったものの、成田/ウイーン線は3月のロードファクターで89.4%を達成した。成田のスロット不足で時期によっては需要に応じられないことがあったが、第2滑走路オープンで供給不足を部分的に解消できた。ヨーロッパの中心であるウイーンを結ぶ同路線は、ビジネス・レジャーともに重要な路線になる」と増便への期待を語った。
 また、運休していた関空/ウイーン線は3月から復便、3月のロードファクターは90.6%と好調だ。7月21日からは現行の週5便からデイリー運航に増便する。運航は成田・関空発すべて全日空(NH)とのコードシェアで、今後もNHとの連携強化を強調、6月からはNHの羽田/関空、関空/札幌、関空/福岡線で共同運航するという。
 これにより、日本/ウイーン線の提供座席数は週2800座席に拡大、今年の日本からの搭乗者数を昨年の8万人を大幅に越える11万人と見込んでいる。