北米発アジア、満足度1位はJAL-JDパワー調査

  • 2019年12月15日

 顧客満足度関連の調査やコンサルティングをおこなうJDパワーはこのほど北米における航空会社の国際線満足度調査を実施し、北米発アジア路線での満足度で日本航空(JL)が1位となった。JLは869ポイントで、2位はデルタ航空(DL)の861ポイント。3位は大韓航空(KE)の854ポイント。全日空(NH)は849ポイントで4位に入っている。

 調査は9月から10月にかけて、直近90日以内に北米からアジアと欧州への国際線を利用した6287人から回答を集めたもの。機内サービス、運賃・手数料、航空機、乗務員、チェックイン、搭乗、入国審査、手荷物、予約についての評価を聞いており、アジアと欧州へのフライトでは飲食が特に重視される傾向が明らかになったという。

 利用する航空会社を選択する際に重視するポイントは、過去の体験が40%となったほか、優れた顧客サービスが36%、運航スケジュールの利便性が35%、評判が33%となり、航空運賃の安さは31%となった。

 欧州行きでは、ターキッシュエアラインズ(TK)が833ポイントで1位となり、2位以下はヴァージン・アトランティック航空(VS)の829ポイント、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の815ポイント、DLの815ポイントなどとなった。