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アドベンチャー、19年度1Qは売上高55.6%増、利益は減

  • 2019年11月18日

 航空券予約サイト「skyticket」を運営するアドベンチャーはこのほど、2020年6月期第1四半期(19年7月1日~9月30日)の連結業績を発表した。売上高は前年比55.6%増の145億3300万円となった一方、営業利益は12.1%減の4億600万円、税引前利益は17.8%減の3億7200万円、四半期利益は29.0%減の2億500万円の増収減益。親会社の所有者に帰属する当期利益は27.1%減の2億1100万円、四半期包括利益合計額は34.0%減の1億9500万円だった。同社は昨年度から国際財務報告基準(IFRS)を採用している。

 営業総利益は25.4%増の42億9500万円、販管費は31.6%増の38億9800万円で、販管費のうち広告宣伝費は14.1%増の23億9700万円だった。なお、決算説明資料によれば、海外市場に関しては日韓関係の悪化により韓国語による申込が激減。香港の治安悪化による影響も見られたという。国内市場では、第2四半期以降に台風19号の影響が見られ、あわせて増税の影響も出る見込み。今年度の通期連結業績予想については、引き続き「合理的な業績予想の算定が困難」として記載していない。