パレスホテル東京 上期ADR初の6万円台に

 パレスホテル東京は先ごろ、2019年上半期のADR(平均客室単価)が61726円と、初めて6万円台を超えたと発表した。3月以降、高単価のスイートルームの利用が高まったことがADRを押し上げた。

 同ホテルの年間のADRは14年に4万円、17年に5万円を超えている。

 国別で上期に宿泊者数が多かったのは米国、中国、フランス、イギリス、香港の順。10連休となったGWは、連日90%以上の客室稼働で、売り上げも対前年同期で4・5%増と好調に推移した。

 渡部勝総支配人は下期について、「9月のラグビーワールドカップ、10月の即位の礼と、国をあげたビッグイベントが続くことから、ホテルのプレゼンスをしっかりあげていきたい」とコメントしている。


情報提供:トラベルニュース社