来春のDCに向けアピール強化 新潟県、「日本海美食旅」の魅力発信

  • 2018年11月13日(火)

 新潟県観光協会は10月29日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で「うまさぎっしり新潟」観光商談会を開いた。来年10月に「新潟・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」の開催を控え、県内各エリアの魅力を出席した旅行会社各社にアピールした。

 同協会の高橋正会長はあいさつで「DCは山形県庄内エリアと共同で行うということで、観光交流の起点としてまい進していきたい」と抱負。「今日は来年春夏の観光素材を提供するので、皆さんに吟味していただき、積極的にご意見をいただきたい。それが新潟県観光の発展につながると考えているので、ぜひご支援を」と呼びかけた。

 新潟・庄内DCについては、県産業労働観光部観光企画課の星丈志課長が説明。DC本番は2019年10月1日—12月31日の開催で、今年10月にはプレDCがスタート、20年10—12月のアフターDCまで足掛け3年にわたり、展開していく。このほど開いた販売促進会議には全国から約1千人が参加するなど、注目が集まっている。

 キャッチフレーズは「日本海美食旅(ガストロノミー)」に設定。食にまつわる地域風土、歴史を通して新潟ならではの食文化に触れてもらおうというものだ。星課長は「これまでのキャッチフレーズ『うまさぎっしり』は県内の魅力を並列に並べたものだったが、今回は日本海美食旅をキラーコンテンツに育てるため、食にまつわるストーリーにスポットを当てたい」と説明した。

 続いて、日本海美食旅の舞台となる県内各エリアのおすすめ観光素材を紹介。

 佐渡エリアは、離島ならではの自然環境を生かした「島めし」をピックアップ。加茂湖のカキや大崎そばなど海山里のプランが並ぶ。

 村上・新発田エリアは城下町で発達した食文化が魅力。村上の鮭、胎内の古刹での食体験、新発田の和菓子文化、関川の田舎料理など地域によって個性豊かなラインナップだ。

 新潟・阿賀エリアは湊町文化と料亭。新潟市の古町花街の夜を食べ飲み歩きしたり、北前船寄港地としての繁栄の歴史に触れたり、岩室温泉で泊食分離プランで宿泊と食を楽しんだりと多彩な楽しみを提案する。

 弥彦・三条エリアは中小企業のまちならでは、旦那衆が育てたおもてなし文化。弥彦神社や産業観光などの観光素材を食に絡めて巡る。

 長岡・柏崎エリアは平野部での「里めし」と海沿いでの「浜めし」。里めしでは長岡の醸造文化や見附の料亭ランチ、浜めしは出雲崎の浜焼きなどを地域の散策とのセットプランで味わう。

 湯沢・魚沼エリアは雪国ならではの食文化を。発酵食や里山の食材に厳寒期の貯蔵の知恵を感じられるプランを設定している。

 妙高・上越エリアは笹ずしをはじめとする上杉謙信が残した食文化や、雪国ならではの発酵食、雪室野菜と高原野菜に地域の歴史と魅力が詰まっている。

 商談会では地元観光関係者と旅行会社が熱心に情報交換。懇親会では新潟県旅館ホテル組合が進める「にいがた地酒の宿」「朝ごはんプロジェクト」のアピールなどが行われた。


情報提供:トラベルニュース社

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