JTB、長崎・天草の世界遺産周遊ツアー、地域航空会社をチャーター

  • 2018年9月3日(月)

パンフレットの表紙  JTBは今年の7月に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を、地域航空会社のオリエンタルエアブリッジ(OC)のチャーター便を活用して巡るツアーを発売した。国内の富裕層やインバウンドをターゲットにしたもので、OCが定期便を運航していない時間帯に機材を活用する。地域航空会社の天草エアライン(MZ)の定期便もツアーに利用し、2社の路線維持に貢献したい考え。

 JTBによると、九州の離島や半島は観光資源が豊富だが、各地域への移動の難しさが課題。JTBはOCと九州の離島の持続的な交流人口の創出に向けて議論を重ねてきており、7月の世界文化遺産登録を機に、チャーター便を活用した新規周遊ルートの実現や旅行コンテンツの企画・開発に取り組むことを決定。地域航空会社を活用した地域振興を進めている長崎県、熊本県、五島市、天草市、新上五島町やMZの協力を得てツアーを造成したという。

 ツアーは福岡発着の「九州の翼『地域航空』で紡ぐ 絶景&美食!世界文化遺産と海辺に咲く美しき教会たち 五島列島&天草の旅 3日間・4日間」で、世界遺産の12ヶ所の構成資産のうち、新上五島町の「頭ヶ島天主堂」など4ヶ所を巡るもの。定期便が運航していない五島つばき空港から熊本県の天草空港までは、OCの全39席のボンバルディアDHC-8-200型機をチャーターする。天草空港から福岡空港まではMZの定期便で移動する。

 出発日は、4日間コースが11月4日、13日、27日、3日、3日間コースが11月18日。旅行代金は大人1名15万9000円から18万9000円とした。

 JTBによると、今後も各自治体と地域航空会社と協議し、機材の有効活用や地域航空会社間の連携強化により、チャーター運航の区間拡大による新たな周遊ルートや遊覧飛行などのコンテンツの企画・開発を検討するという。

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