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東京下町の夏彩る 7月25日に隅田川花火大会

 第38回「隅田川花火大会」が7月25日に台東区・浅草と墨田区・向島周辺の河川敷を会場に開催される。

 江戸時代に慰霊や疫病退散を目的に8代将軍・徳川吉宗の命により始められたとされるルーツを持ち、その後、両国川開き花火大会として江戸庶民の一大娯楽として継承されてきた。第2次世界大戦や戦後の交通事情の変化などで中断されたが、1978年から名称を隅田川花火大会に変え、毎年行われるようになった。

 19時5分の打ち上げ開始から終了の20時30分までに第1、第2の2つの会場から合計2万発の花火が打ち上げられ、例年100万人ほどが会場周辺の観覧スペースなどで間近に観賞する。

 年間3千万人が参拝に訪れる浅草寺を中心とする浅草エリアは東京を代表する観光地であり、隅田川を挟んで対岸には、ビアマグを模したデザインの金色のアサヒビール本社ビルと、人目を引く黄金の炎のオブジェ。少し歩けば東京スカイツリーと観光スポットが集積している。

(15/07/06)


情報提供:トラベルニュース社