スペシャリスト・インタビュー:カウンシル・トラベル 手島淳美さん

  • 2008年8月5日(火)
>人と自然との接し方に学び、
>心がやさしくなれる国、ニュージーランド

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>短大在学時、レポートのテーマに「マオリ」を選んだことから、ニュージーランドに興味を持った手島さん。初の海外旅行であった卒業旅行でニュージーランドでのファームステイを経験し、「また帰ってきたい」と思うほど、その魅力に引き込まれたそうです。そして9年後、語学留学とインターンシップという形で1年間の“帰国”を実現。この滞在期間、手島さんの心に最も残ったのは、勉強や野外活動だけでなく、その場で過ごした人々や自然との触れ合いの数々でした。その素晴らしさを伺いました。
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>株式会社 カウンシル・トラベル
>  シニア・コーディネーター 手島淳美さん
>  2006年度(第3回) デスティネーション・スペシャリスト ニュージーランド認定
>  2007年度(第4回) デスティネーション・スペシャリスト オーストラリア認定
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>Q.現在の業務内容を教えてください
>
> 弊社は国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部のインハウスで、CIEEの実施する国際交流プログラムである学生や教職員対象の企画旅行や、ボランティア等の個人旅行に関連する航空券やその他付随するものの手配をしています。このなかで私が主に担当しているのは、国際交流プログラムの1つである「エコ・ボランティア」のオペレーションと、企画旅行や個人旅行に派生する旅行手配や保険、国際学生証の発行などの事務処理も手がけています。
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> 弊社に入社する前は旅行会社のカウンター業務やオペレーションのほか、短期ですがニュージーランド政府観光局でアルバイトを経験させていただいたこともあります。
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>Q.ファームステイや語学留学など、現地での体験を通して手島さんが感じたニュージーランドの魅力は何でしょうか
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> 一言だとありきたりですが「自然と人」でしょうか。ニュージーランドの人たちとトランピングをしたり、日常のなかでも、人の自然との接し方が素敵だなって思うことが多かったです。
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> 例えば、ニュージーランドはトンネルや橋が少なく、その理由を聞くと「山は廻って行けばいいでしょ」「川はそのまま渡れば良いじゃない」と…。トランピング中は、首まで水に浸かって川を渡ったこともありますよ。便利さを求めて自然を壊すのではなく、自然と一緒に生きていくというまたそののんびりした感覚に「目から鱗が落ちた」気分でした。
>
> それから、普段の生活でも人々がイキイキしていて「この国の人々は生きる楽しみ方を知っている」ように感じました。日本に比べると、モノや情報も少ないですが、生き方がシンプルでゆったりしている印象です。家族と一緒にいる時間も長く、朝ごはんはもちろん、働き盛りのお父さんも残業なんて滅多にせず、夕方6時頃には帰宅し、夕食も家族みんなで一緒に食べます。週末は家族で祖父母や友人宅でバーベキューを楽しむ。いつも家族が一緒にいるのが当たり前なんですね。自然と家族と一緒にのんびりシンプルに生きていく、心優しいニュージーランドの人々に共感しました。
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>Q.ニュージーランドに興味がある人にお薦めする場所、経験して欲しいことはありますか
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> 私のとっておきの場所は、一般受けはしなそうですが(笑)、ウエストコーストにある「ウェルカム・フラット」という場所。海沿いの町から山の中へ7時間ほど歩いたところに位置しています。サザンアルプスからの雪解け水が流れる川と野趣溢れる温泉がある自然に囲まれた静かな場所です。サザンアルプスを眺めながら、ただの池のような浅くドロドロした温泉で温まったら、冷たい川まで走っていって飛び込む!自然にどっぷり包まれることが出来るところです。
>
> また、パパロア国立公園の「ボールルーム・オーバーハング」での経験も忘れられません。大きな岩を横にくりぬいた洞窟のような場所。ここでは寝袋に包まり、みんなで輪になって野宿をしました。夜には輪の中の食料をねらうポッサムの足音が聞こえましたよ。また、夕食前には参加者みんながそれぞれなんとなく日記を書きはじめたときも印象的。焚き火の柔らかな炎に照らされて、風がスゥーと吹きぬける中、グループでありながらおのおのの時間を自然と気持ちよく持てる静かな時間。この空間・空気がとても心地良く、人を自然体にしてくれるニュージーランドを象徴するようなひとときでした。
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>Q.今後、業務でやっていきたいこと、抱負を教えてください
>
> 業務では、まずは現在担当しているエコ・ボランティアを広げていきたいです。今のところデスティネーションはオーストラリアとニュージーランドがメインで、ニュージーランドでは動植物の固有種の保護や植林などの環境保護活動に、語学研修をプラスした企画などが考えられるでしょう。あとは、キャパシティの拡大。環境への意識が高まっていますし、各大学でも環境関係の色々な活動をしていることも多く、ニーズもあります。
>
> それに、エコ・ボランティアで体験できることは、私が伝えたいと思っていることと感覚が似ていると思っています。若く、感受性が強い学生がエコ・ボランティアを通してどう自然と接するか、どれだけ人が自然から恩恵をもらっているのかを感じ、その後の生活や人生で少しでも活きていってくれたら嬉しいです。そして、その若者たちが地球と共存する社会を再生する力の一つになっていってくれたら、それこそ本望です。
>
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>Q.今の業界に対して思うことはありますか
>
> 旅行業界として、もっと社会をリードできる何かがあったらいいな、と思います。旅行業界だからこそできることがあると思うし、私はそれが、旅行業界のフィールドである地球につながっていて欲しい。
>
> 例えば環境で考えると、自動車は二酸化炭素を排出するので、自動車メーカーはハイブリッドカーや電動自動車を開発しています。旅行会社にはカーボンオフセット旅行という手段はありますが、単に相殺するだけじゃなく、新しい“何か”を生み出し、提供できたらと思うんです。それが何か具体的に見つけられたら、これから先もう少し、旅行業界の仕事を続けていこうかなって思います(笑)。
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>
>ありがとうございました
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><過去のスペシャリスト・インタビューはこちら>人と自然との接し方に学び、
心がやさしくなれる国、ニュージーランド


短大在学時、レポートのテーマに「マオリ」を選んだことから、ニュージーランドに興味を持った手島さん。初の海外旅行であった卒業旅行でニュージーランドでのファームステイを経験し、「また帰ってきたい」と思うほど、その魅力に引き込まれたそうです。そして9年後、語学留学とインターンシップという形で1年間の“帰国”を実現。この滞在期間、手島さんの心に最も残ったのは、勉強や野外活動だけでなく、その場で過ごした人々や自然との触れ合いの数々でした。その素晴らしさを伺いました。

株式会社 カウンシル・トラベル
  シニア・コーディネーター 手島淳美さん
  2006年度(第3回) デスティネーション・スペシャリスト ニュージーランド認定
  2007年度(第4回) デスティネーション・スペシャリスト オーストラリア認定



Q.現在の業務内容を教えてください

 弊社は国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部のインハウスで、CIEEの実施する国際交流プログラムである学生や教職員対象の企画旅行や、ボランティア等の個人旅行に関連する航空券やその他付随するものの手配をしています。このなかで私が主に担当しているのは、国際交流プログラムの1つである「エコ・ボランティア」のオペレーションと、企画旅行や個人旅行に派生する旅行手配や保険、国際学生証の発行などの事務処理も手がけています。

 弊社に入社する前は旅行会社のカウンター業務やオペレーションのほか、短期ですがニュージーランド政府観光局でアルバイトを経験させていただいたこともあります。


Q.ファームステイや語学留学など、現地での体験を通して手島さんが感じたニュージーランドの魅力は何でしょうか

 一言だとありきたりですが「自然と人」でしょうか。ニュージーランドの人たちとトランピングをしたり、日常のなかでも、人の自然との接し方が素敵だなって思うことが多かったです。

 例えば、ニュージーランドはトンネルや橋が少なく、その理由を聞くと「山は廻って行けばいいでしょ」「川はそのまま渡れば良いじゃない」と…。トランピング中は、首まで水に浸かって川を渡ったこともありますよ。便利さを求めて自然を壊すのではなく、自然と一緒に生きていくというまたそののんびりした感覚に「目から鱗が落ちた」気分でした。

 それから、普段の生活でも人々がイキイキしていて「この国の人々は生きる楽しみ方を知っている」ように感じました。日本に比べると、モノや情報も少ないですが、生き方がシンプルでゆったりしている印象です。家族と一緒にいる時間も長く、朝ごはんはもちろん、働き盛りのお父さんも残業なんて滅多にせず、夕方6時頃には帰宅し、夕食も家族みんなで一緒に食べます。週末は家族で祖父母や友人宅でバーベキューを楽しむ。いつも家族が一緒にいるのが当たり前なんですね。自然と家族と一緒にのんびりシンプルに生きていく、心優しいニュージーランドの人々に共感しました。


Q.ニュージーランドに興味がある人にお薦めする場所、経験して欲しいことはありますか

 私のとっておきの場所は、一般受けはしなそうですが(笑)、ウエストコーストにある「ウェルカム・フラット」という場所。海沿いの町から山の中へ7時間ほど歩いたところに位置しています。サザンアルプスからの雪解け水が流れる川と野趣溢れる温泉がある自然に囲まれた静かな場所です。サザンアルプスを眺めながら、ただの池のような浅くドロドロした温泉で温まったら、冷たい川まで走っていって飛び込む!自然にどっぷり包まれることが出来るところです。

 また、パパロア国立公園の「ボールルーム・オーバーハング」での経験も忘れられません。大きな岩を横にくりぬいた洞窟のような場所。ここでは寝袋に包まり、みんなで輪になって野宿をしました。夜には輪の中の食料をねらうポッサムの足音が聞こえましたよ。また、夕食前には参加者みんながそれぞれなんとなく日記を書きはじめたときも印象的。焚き火の柔らかな炎に照らされて、風がスゥーと吹きぬける中、グループでありながらおのおのの時間を自然と気持ちよく持てる静かな時間。この空間・空気がとても心地良く、人を自然体にしてくれるニュージーランドを象徴するようなひとときでした。


Q.今後、業務でやっていきたいこと、抱負を教えてください

 業務では、まずは現在担当しているエコ・ボランティアを広げていきたいです。今のところデスティネーションはオーストラリアとニュージーランドがメインで、ニュージーランドでは動植物の固有種の保護や植林などの環境保護活動に、語学研修をプラスした企画などが考えられるでしょう。あとは、キャパシティの拡大。環境への意識が高まっていますし、各大学でも環境関係の色々な活動をしていることも多く、ニーズもあります。

 それに、エコ・ボランティアで体験できることは、私が伝えたいと思っていることと感覚が似ていると思っています。若く、感受性が強い学生がエコ・ボランティアを通してどう自然と接するか、どれだけ人が自然から恩恵をもらっているのかを感じ、その後の生活や人生で少しでも活きていってくれたら嬉しいです。そして、その若者たちが地球と共存する社会を再生する力の一つになっていってくれたら、それこそ本望です。


Q.今の業界に対して思うことはありますか

 旅行業界として、もっと社会をリードできる何かがあったらいいな、と思います。旅行業界だからこそできることがあると思うし、私はそれが、旅行業界のフィールドである地球につながっていて欲しい。

 例えば環境で考えると、自動車は二酸化炭素を排出するので、自動車メーカーはハイブリッドカーや電動自動車を開発しています。旅行会社にはカーボンオフセット旅行という手段はありますが、単に相殺するだけじゃなく、新しい“何か”を生み出し、提供できたらと思うんです。それが何か具体的に見つけられたら、これから先もう少し、旅行業界の仕事を続けていこうかなって思います(笑)。


ありがとうございました


<過去のスペシャリスト・インタビューはこちら>
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