カナダ各州、新プロダクトの提案で需要の季節平準化-RVC2019 (2)

「WOWエクスペリエンス」を積極アピール
先住民、食、ライフスタイルの素材を提案RVC

  • 2019年6月18日(火)
RVC2019のカナダ観光局のブース

 カナダの各州/準州は、ショルダーシーズンの需要喚起をテーマに日本市場の底上げをはかっている。強化する季節はそれぞれ異なるが、共通するのは季節の平準化だ。ランデブーカナダ2019で、各州/準州の日本市場での強化ポイントや訴求プロダクトを取材した。

オンタリオ州
アガワ渓谷をはじめとする北オンタリオの訴求を強化

オンタリオ州観光局日本事務所アカウントマネージャーの田中恵美氏

 オンタリオ州観光局日本事務所アカウントマネージャーの田中恵美氏は「今後は北オンタリオエリアをアピールしていきたい」と話す。具体的には、ヒューロン湖とジョージアン湾に挟まれたトバモリーを中心とするブルース半島国立公園や先住民文化が色濃く残り、「スピリチュアルアイランド」と言われるマニートゥーリン島などを旅行会社に提案していく考えだ。

 また、カナダ観光局が展開する「WOWエクスペリエンス・コレクションズ」や日本旅行業協会(JATA)が選定した「アメリカ大陸記憶に刻まれる風景30選」にも選ばれているアガワ渓谷も引き続き訴求。特に、6月から10月にかけて運行されるアガワ鉄道の商品化を働きかけていく。田中氏は「日本マーケットでは紅葉をフックに訴求を強めていきたい」とコメント。金額も比較的高額なることから、シニア層を中心にアピールをしていく方針だ。

 トロント観光局では、これまでの取り組みを継続していくことで、素材の認知度と理解度を深めていく。そのひとつが1900年代初頭にカナダの大自然を世界に伝えた7人の画家集団「Group of Seven」。日本・韓国地区マーケット・ディベロップメント・マネージャーの鈴木正城氏は、「継続することで、旅行会社による露出も増えてきた」と手応えを示す。また、「赤毛のアン」関連でプリンスエドワード島とのコラボも引き続き展開していく。

トロント観光局日本・韓国地区マーケット・ディベロップメント・マネージャーの鈴木正城氏

 新しい素材としては、トロントは羽生結弦選手が練習拠点としていることから、アイススケートを楽しむ企画も提案。このほか、クリスマスマーケット、地下鉄と連結している郊外の「ヨークデール・ショッピングセンター」、FITには市内のユニークな建築を巡るコースなども提案していく。

 ナイアガラフォールズ観光局は、新しいプロダクトとして、これまでのヘリコプターによる遊覧飛行に加えて、「ナイアガラフォールズ・エア・ツアーズ」が運航する小型機(定員3名)による30分の遊覧ツアーを紹介。このほか、さまざまなメイプルシロップ体験ができる「メイプルリーフ・プレイス」がリバーロード沿いにオープンした。

アルバータ州
カルガリーをベースした周遊を提案

アルバータ州観光公社市場開発担当ディレクターの小西美砂江氏

 アルバータ州観光公社市場開発担当ディレクターの小西美砂江氏は、課題として冬期需要の底上げと通年での都市滞在を挙げる。そのうえで、夏のロッキーは混雑するため、カルガリーを滞在ベースとした周遊を提案。例えば、世界遺産にも登録されている「州立恐竜公園」や「ウッド・バッファロー国立公園」などのほか、カルガリーから南東へ約45分の場所で催行される観光鉄道ツアー「アスペン・クロッシング」を紹介した。

 このほか、アルバータ州の食の訴求も強化。カルガリーでのフードツアーのほか、郊外でさまざまな地産地消のフードツアーが楽しめる「オールズ・カレッジ」を提案する。また、夏の新しいプロダクトとして、5月から9月にかけて

サイドカーでカナナスキス・カントリーなどカルガリー郊外を巡る「ロッキー・マウンテン・サイドカー・アドベンチャー」を旅行会社などに紹介していく。小西氏はターゲット層について、「こだわりはないが、素材を見れば女性やミレニアム世代になるのでは」との考えを示した。

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