現地レポート:パプアニューギニア、海と山と伝統文化の魅力

ニューギニア航空増便でツアーに幅
レジャー需要掘り起こしへ

  • 2016年7月28日(木)

ゴロカ近郊のアサロ渓谷で見られる「マッドマン」の踊り  7月6日に成田/ポートモレスビー線を週2便に増やしたニューギニア航空(PX)は、増便に先立ち旅行会社と本誌をパプアニューギニア(PNG)に招き、主要観光地を訪れるファムツアーを実施した。6泊8日で沿岸部のマダンとラバウル、高地のゴロカを周るもので、同国を代表する海と山のデスティネーションに加えて、太平洋戦争の戦跡やユニークな伝統文化などをアピールすることがねらい。今後は増便により3泊5日や9泊11日などのツアーも造成可能になることから、新たなレジャー需要を掘り起して利用者を獲得したい考えだ。


成田からは所要6時間半
マリンリゾートには日本人スタッフ

マダンの海岸に残る日本軍の高射砲  PXはかつて、2010年3月に同路線を週1便から週2便に増便したが、その後に発生した東日本大震災の影響などで、11年9月には再び週1便へと減便している。同社は今回の増便で弾みをつけ、17年の冬ダイヤには週3便化して売れ筋となる4泊6日や5泊7日のツアーを造成したい考え。1977年のチャーター便による日本就航以来、長らく主要なセグメントであり続け、現在も需要の1割以上を占める慰霊関連の訪問者が減少傾向にあることから、新たなレジャー需要の開拓は急務だという。

 PNGは赤道のすぐ南に位置しており、成田からの所要時間は約6時間30分と、そう遠いわけではない。国土は世界で2番目に大きいニューギニア島の東半分と、周辺の約600の島々からなる。世界銀行のデータによれば14年の人口は約746万人で、800近く存在すると見られる部族はそれぞれ独自の言語や文化を持つ。「未開の地」といったイメージも根強いが、一方で近年は天然ガスなどの資源開発により経済成長が続いており、14年の経済成長率は8.5%に上る。

マダンの近くの無人島。海の青さがまぶしい
 
ジャングルのなかで埋もれかけている日本軍の戦闘機  最初に訪れたマダンは、ポートモレスビーからPXの国内線で約1時間の位置にある、ニューギニア島北西岸の街。広大なバリアリーフが広がるダイビングに適した土地として、オーストラリアなどからの観光客を集めている。一行が宿泊した「マダン・リゾート・ホテル」は、海沿いにあるPNG最大級、客室数約200のリゾート施設。施設内にはダイビング関連のサービスを提供する「ニウギニ・ダイブ・アドベンチャーズ」があり、7月には新たな日本人インストラクターが着任するなど日本人の受入体制を強化している。

 さて、マリンリゾートのマダンではあるが、一行が到着直後に見学したのは、ジャングルのなかに埋もれた日本軍の戦闘機や、米国軍が残した戦車の残骸などだった。美しい木々の緑や空の青さとのコントラストが印象的だが、それもまたPNG旅行の魅力かもしれない。

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