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初心者でも安心!初めての海外旅行一人旅におすすめの国7選とコツ

海外一人旅に興味があるものの、航空便や海外のホテル予約画面を前にして、そっとタブを閉じた経験はありませんか?「言葉、通じるかな」「どんなホテルが安全?」「そもそも一人で海外って無謀?」そんな不安が頭をよぎっている人もいるでしょう。

この記事では、元旅行会社スタッフでオンラインツアーガイドとして活躍する筆者が、初めての海外一人旅を安心して始められるよう、準備・予約のコツとおすすめの国をまとめました。

読み終えるころには、自分にぴったりの渡航先や、安心して予約を進める方法が見つかるはずです。

海外への一人旅って本当に大丈夫?初心者によくある不安

初めての海外一人旅は、楽しみよりも不安が先立つという人もいるでしょう。海外への一人旅を考えたとき、多くの人が以下のような不安を思い浮かべがちです。

  • 治安が悪そうで怖い 
  • 言葉が通じないとパニックになりそう 
  • 迷子になったらどうしよう 
  • 具合が悪くなったらどうしよう 
  • 一人で食事や観光して“浮かないか”心配

上記で挙げた現地の治安や言語の壁、体調管理、孤独感などは、どれも現実的な心配事ではないでしょうか。

特に初めての海外旅行の場合、不安や心配を誰に聞けば良いのかもわからず、ちょっとしたアクシデントでも大きなストレスになります。

ただ、裏を返せば不安は「準備のきっかけ」ともいえます。上記のような不安を想定して準備を整えれば、海外一人旅はぐっと安心で快適になるでしょう。

初めての海外一人旅の不安を和らげる3つの考え方

「初めてだし、不安があるのは当たり前」と思っても、気持ちは簡単には切り替わらないもの。ですが、視点を少し変えるだけで、海外一人旅の不安は想像より軽くなることもあります。

ここからは、初めての海外一人旅の不安を和らげる3つの考え方について、ご紹介していきます。

“失敗も旅の一部”と考える

初めての海外一人旅なら、うまくいかない場面があるのは当然のこと。大切なのは、「うまくいかなかった=失敗」ではなく、「経験のひとつ」ととらえることです。

道に迷ったり、注文を間違えたり、会話が通じなかったりなど、旅は思いどおりにいかないことも多くあります。一方で、道に迷って偶然入ったカフェや、現地の人とのやりとりがあとから旅の一番の思い出になることも。

「間違えたって良い」「少しくらい迷ったって大丈夫」と少しでも思えるだけで、出発前の緊張が和らぐでしょう。

“誰かにあわせる必要がなく楽”と考える

一人旅の魅力のひとつは、「自分を最優先できる旅」ができる点です。慣れない海外だからこそ、誰かにあわせる必要がないという気楽さは、大きな安心材料になります。

人によっては、誰かと一緒に旅をすると行きたい場所を遠慮したり、食べたくないもののメニューをあわせたりしてしまうこともあるでしょう。ですが一人旅なら、同行者に配慮する必要はありません。予定を途中で変更しても誰に気を使う必要もなく、気分次第で「今日はホテルでゆっくり」といった旅の仕方にも切り替えられます。

困ったらアプリがなんとかしてくれると考える

今どきの一人旅は、「完全に一人」ではありません。言葉が通じない、道がわからない、現地情報が見つからないときなども、スマホひとつで解決できる時代です。

現地の駅名が読めなくても翻訳アプリが活躍しますし、迷っても地図アプリで現在地を確認できます。スマホが側にあるだけで、慌てずに済む場面が増える点も、現代ならではの一人旅の旅行スタイルといえます。

海外一人旅デビューにおすすめの国7選【安全・便利・初心者向け】

日本から海外への直行便があるだけで、一人旅のハードルはぐっと下がるものです。

ここでは、日本の主要都市からの直行便がある国の中から、アクセスのしやすさ、治安、初心者に優しい環境がそろった、おすすめの7ヶ国をご紹介します。

「行ってみようかな」と思える国があれば、ぜひこの記事をきっかけに調べてみてくださいね。

※治安や言語の通じやすさ、費用(コストパフォーマンス)などは、一般的な情報のほか筆者や制作チームの知見をもとにした2025年6月現在の情報となります

1.台湾

【治安:◎ 英語:△(日本語:◎) 費用:○】

台湾は日本から最も気軽に行ける海外旅行先のひとつで、初海外一人旅のハードルをぐっと下げてくれる旅行先です。LCCの便数も多く、週末を使った1泊2日の短期旅行でも十分に楽しめます。他国と比較しても治安が良く、女性の夜間の外出でも比較的安心です。

また、台北を中心に日本語が通じる場面も多く、英語に自信がなくても不安を感じにくいでしょう。夜市の屋台グルメや、九份などのノスタルジックな街並みが魅力なだけでなく、地下鉄での移動のしやすさを考慮しても一人旅にぴったりです。

台湾への入国に際しては、入国時に既定の入国カードの記載がマスト。紙による手書きのほか、オンラインでの申請も可能です。自分にあった方法で手続きを行いましょう。

2.韓国

【治安:○ 英語:△(日本語:◎) 費用:○】

日本からフライトで2〜3時間。近くて、ちょうど良い“初海外”として、韓国も選ばれやすい旅行先です。特に、女性の一人旅でも快適に過ごせる都市といえます。

日本発着のLCCも充実しており、ソウルを拠点にすれば、台湾と同じく週末だけでも訪問が可能です。食文化や生活習慣が日本と近く、初心者でも馴染みやすいほか、コスメやK-POPなど最新トレンドにも触れられますよ。観光地には日本語表記も多く、言語面での不安も最小限に収まるため、英語に自信がなくても安心でしょう。

なお韓国では2025年2月24日から、入国に際して電子入国申告システムが導入されました。専用Webサイトは日本語にも対応しています。渡航当日に慌てないためにも、韓国到着3日前に専用Webサイトから事前申請することをおすすめします。

3.タイ

【治安:○ 英語:○ 費用:◎ 】

低コストで非日常を味わえる国を探しているなら、タイがおすすめ。タイは物価が安く、滞在費用を抑えやすい旅行先として知られています。

寺院やマーケット、リゾートビーチまで幅広い観光資源がそろっており、「もっと見たい」という気持ちが勝るでしょう。欧米からの観光客も多く訪れるため、バンコクなどの主要都市ではカフェやホテル、観光地で英語が通じやすく、海外旅行初心者でも安心して過ごせます。

“微笑みの国”という呼び名のとおり、人々は穏やかでフレンドリー。優しい雰囲気が、一人旅の緊張を和らげてくれるでしょう。

タイでも2025年5月1日から電子入国カードの事前申請が必須となりました。Webサイトは日本語に対応していますので、旅行直前に慌てないよう、前もって申請しておきましょう。

4.シンガポール

【治安:◎ 英語:◎ 費用:△】

都会の快適さと異文化の面白さを一度に楽しみたいなら、シンガポールも初海外一人旅の選択肢のひとつです。中華系・マレー系・インド系など多様な文化が共存しているため、食や景色、価値観の発見がたくさんあります。マリーナベイサンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど有名スポットも多く、短期間でも充実した旅が可能です。

ほかのアジア圏と比べると渡航に少し予算はかかりますが、治安は比較的安定しており、初心者や女性にとっては、理想的な旅行先となるでしょう。

シンガポール入国前に必要な電子入国カードは日本語対応Webサイトで事前登録できるため、旅行前日までに申請手続きをしておきましょう。

5.ベトナム

【治安:△ 英語:△ 費用:◎】

海外旅行は初めてだけど「少し冒険してみたい」という人にちょうど良いのが、ベトナムです。物価が安く、食や文化に個性があり、一人旅でも好奇心をくすぐる体験ができます。

ホイアン旧市街のランタンやハロン湾のクルーズなど、観光資源も豊富。また都市部はバイクタクシーや配車アプリが普及しており、移動も意外とスムーズです。

観光地では英語があまり通じない場面もありますが、身振りやアプリでも対応可能。それでも心配な人は、ベトナム語の観光本や旅行会話集、翻訳アプリを準備しておくとより安心ですよ。

治安はおおむね良好ですが、スリやぼったくりに遭わないよう、防犯対策を入念に行うことをおすすめします。

6.オーストリア

【治安:◎ 英語:○ 費用:△】

日本からの直行便もあり、ヨーロッパ一人旅の入り口として選ばれやすいのが、オーストリアです。

オーストリアはヨーロッパの中でも治安が良い国のひとつ。都市観光と自然、両方の魅力を楽しめるほか、街も落ち着いているため、初めての欧州でも安心して過ごせます。

観光地のウィーンやザルツブルクでは英語も問題なく通じるほか、地下鉄やトラムを中心に交通網も発達しているため、移動もしやすいですよ。音楽やカフェ文化が生活に根づいているので、観光の合間に一人でふらりと立ち寄るだけでも気後れしません。

「ヨーロッパに行ってみたいけど一人ではちょっと不安……」という人にこそ、おすすめしたい国です。

7.カナダ

【治安:◎ 英語:◎ 費用:△】

初めての英語圏、一人旅、そして長距離フライト、そのすべてを安心して経験できる国がカナダです。多文化が共存する環境ではありますが治安が良く、英語が公用語であるため、初めてでも大きな不安なく過ごせます。

ナイアガラの滝やロッキー山脈の絶景、バンクーバーやトロントの都市観光など、自然と都会のバランスも抜群です。公共交通やインフラも整っており、長期滞在にも適していますよ。そういった状況も相まって、子どもが留学中の親御さんが初めて一人旅で海外に行く国としても人気です。

一人旅でも安心!初めての海外旅行を成功させるコツ

旅の準備は、早過ぎるくらいがおすすめ。ホテルも航空券も、実は半年前には動いておくのが正解です。

ここからは、初めての海外一人旅を成功させるためのコツをご紹介します。段取りひとつで安心感は全く異なりますので、ぜひ参考にしてください。

宿は安全・快適・初心者目線で選ぶ

宿を選ぶときは、安全性・快適さ・初心者への配慮がそろっているかどうかを基準にしましょう。治安の良いエリアを探すだけでなく、24時間受付対応やスマートチェックイン対応なら、夜に到着しても安心です。

また女性の場合は、宿泊者レビューに「女性の一人旅でも安心だった」といった記述があるかも確認ポイント。オートロックやカードキー、女性専用フロア、日本語または簡単な英語に対応するスタッフの有無なども、レビューをもとに事前にチェックしておくと失敗が少なくなります。

予約は信頼できるサイトで

初めての一人旅なら、宿は探しやすさも安心感もそろったExpediaやエアトリ、Booking.comなどの大手予約サイトから選ぶのがベストです。

大手予約サイト各社では、地図検索や絞り込み機能で初心者向けの宿を探しやすく、旅行とセット予約でさらにお得になることもあります。

口コミ数や写真の多さも判断材料になるほか、キャンセル無料のオプションがあれば、急な予定変更にも対応できますよ。

これで準備は万全!一人旅に欠かせない持ち物リスト

海外一人旅では、もしもの備えが安心につながります。特にスマホまわりの依存度が高くなるため、バッテリー切れや通信トラブル対策は必須。さらに、健康・防犯・情報管理の観点でも、次の8つは用意しておきたい基本装備です。

  • モバイルバッテリー
  • 常備薬
  • 国際SIMまたはeSIM
  • 海外旅行保険
  • クレジットカード
  • パスポートポーチまたはセキュリティポーチ
  • 必須書類のコピー
  • エコバック

最低限、上記のアイテムをそろえることで、旅先での想定外を確実に減らせるでしょう。

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それでも不安なら?安心して旅を始める方法

ここまで準備しても、「本当に一人で海外旅行なんて大丈夫かな……」という不安が残る人もいるでしょう。

ここからは、あと一歩が踏み出せないときに頼れる、ツアーや現地サポートといった安心を補う選択肢についてご紹介します。

初心者はツアー活用もアリ

「一人で全部こなすのはちょっと不安」という人には、ツアーを活用するという選択があります。最近では、一人参加OKのツアーや、自由時間が含まれたフリープラン付きツアーが充実しています。

ガイド付きなら、言葉の壁やトラブル時も安心です。自由行動ができるプランであれば、行きたい場所だけを自分のペースで楽しめるでしょう。特に初めての一人旅では、「フリープランの多いパッケージツアー」といった半分おまかせのスタイルが、不安を和らげてくれます。

現地サポートアプリ・サービスをフル活用する

海外一人旅では「困ったときに誰かがいない」状況を想定しておくことが大切です。初めての海外一人旅でも、今は以下のような現地サポートアプリやサービスを使いこなせば、落ち着いて行動できます。

シーン役立つアプリ・サービス主な特徴・できること
言葉が通じないときGoogle翻訳/DeepL/LINE通訳/ChatGPT/Geminiなどテキスト・音声翻訳対応。レストランやホテルで便利。
道に迷ったときGoogle Maps/Appleマップ現在地確認、目的地検索。オフライン対応もあり
体調が悪くなったときAir Doctorなど日本語対応の病院を探して予約。診療科での絞り込みも可能
現地の体験・ツアーを探すAirbnb/GetYourGuide/VELTRA/エアトリなど安心して選べるツアーや体験をスマホで簡単予約
現地の人とつながりたいときMeetup/Couchsurfingなどイベントや交流の場で、文化的なつながりが得られる

出発前に使うアプリを決めて、必要なら事前にダウンロードしておきましょう。個人情報の入力や位置情報の共有が必要な場合もあるため、利用時は設定と利用規約をよく確認すると安心です。

海外一人旅デビューは「準備」で安心に変えられる!

一人旅に不安はつきものですが、多くの場合、準備次第で小さくできます。調べていくうちに「ここ行ってみたいかも」「予約できそう」などと感じられるようになり、気づけば旅のプランが現実味を帯びてきます。

最初の一歩は「気になる国を見つけてみる」だけでも大丈夫。「思い立ったとき」が始めどきなので、まずは気になる国の情報を、信頼できる予約サイトで探してみてください。

  • 記事を書いたライター
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あさひなペコ

ドイツ・カッセルに住み、マイペースに活動する大学院生x在宅ワーカー。ドイツ語歴15年以上、元旅行販売員&元添乗員です!現在はカッセル大学院で修士号「歴史と公共(GÖff)」に挑戦中。そのかたわら、Webライター/編集業や、ドイツガイドとしても活動。寒いのが嫌いなウィンタースポーツ好き。こう見えて一児のママ。

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