シチリア旅行の費用を徹底調査！2024年最新版の予算とお得な予約方法を解説

シチリア旅行の相場は？

シチリア旅行を3泊5日でする場合の相場は450,000円程度で、ベストシーズンは雨季の10月を除いた4〜11月です。閑散期である冬季は航空券の価格が下がる傾向にあり、350,000円程度で楽しめます。

シチリア旅行を安く予約する方法は？

シチリア旅行の費用において大半を占めているのが、日本－シチリア間の航空券です。日本からシチリアへの航空券は閑散期の12月〜2月が最も安く、往復180,000円前後で設定されています。

繫忙期になると航空券の相場は250,000円前後になりますが、3〜4か月前に予約することで安価な航空券を見つけることも可能です。

2022年6月からコロナウイルスに関するイタリアへの入国制限がなくなり、時期によっては日本からの航空券も予約しにくいので、早めの予約をしておきましょう。

シチリア旅行で航空券の次に大きな出費はホテル代で、ミドルクラスのホテルは1泊10,000円前後が相場です。相場以下のホテルもありますがスタッフの盗難事件もあるので、安価なホテルを選択する際は注意をしましょう。

シチリア旅行の費用内訳

シチリア旅行の大まかな費用はわかっていただけたと思いますが、旅行中にはツアーや食費、交通費などが発生します。以下では、シチリア旅行でかかる費用の内訳を細かく紹介するので、旅行でかかる全体的な費用の把握に活用してください。

ツアー代はいくら？

シチリアのツアーはイタリアの周遊ツアーに含まれることが多く、閑散期であれば250,000円前後から予約可能です。安いツアーは添乗員が同行しないものが多いので、シチリアでの時間を自由に過ごしたい方におすすめです。

添乗員同行のツアーは閑散期でも高額なものが多いので、費用面が心配な場合は1度ツアー会社に相談してから決めましょう。

以下はたびチャットのLINEで確認できるツアーの一例です。

航空券代はいくら？

閑散期である12〜3月の東京－シチリア間の航空券は、約150,000円から設定されています。閑散期にはシチリアへの観光客が減少することもあり、特別価格や割引を実施している航空会社もあるので要チェックです。

繁忙期には、イタリア屈指のリゾート地であるシチリアへ世界各国から観光客が訪れます。航空券の価格が上昇する傾向があるので、早めの予約でも200,000円前後をイメージしておきましょう。

シチリア行きの航空券の費用と乗り継ぎをする国をまとめた表は、以下の通りです。繁忙期の金額は直前になって予約した場合のものなので、早めに予約すればかなり費用を抑えられます。

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ホテル代はいくら？

シチリアのホテルは比較的安価で、ミドルクラスのホテルは1泊10,000円前後で宿泊できます。以下で紹介するホテルは十分なサービスを受けられて、宿泊者からの評価も高いので宿泊先に迷ったら参考にしてください。

■カターニア｜Etna Suite

こちらのホテルはシチリアの観光都市カターニアにあり、1泊10,000円程度で宿泊可能です。清潔感のある内装は宿泊客からの評価も高く、客室ごとに違う装飾を施すといったこだわりもあります。種類豊富な無料の朝食ビュッフェやカターニアのメインストリートへのアクセスの良さなど、魅力の多いホテルです。

住所：95121, CT, Catania, Via Etnea, 290

アクセス：フォンタナロッサ空港から車で約19分

■パレルモ｜Hotel Politeama

シチリアの州都であるパレルモのホテルは15,000円程度が相場で、おすすめのホテルはHotel Politeamaです。

市内中心地に位置しており、人気観光スポットのパレルモ大聖堂やマッシモ劇場に徒歩で訪問できるところがポイント。空港バスの発着場がホテルの目の前にあるので、空港へのアクセスも簡単にできる点も魅力です。

住所：90139, Sicily, Palermo, Piazza Ruggiero Settimo,15

アクセス：パレルモ大聖堂から徒歩17分

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観光や交通費代はいくら？

シチリアはイタリアの南に位置する大きな島で、面積は四国の約1.5倍に相当する25,711km²もあります。島内で費用を抑えて移動するならバスの利用がおすすめで、パレルモ－カターニア間の移動であれば往復23ユーロ(約3,600円)前後です。

シチリアでの移動手段は、バス以外に鉄道があります。移動しながら美しいティレニア海や地中海を眺められるので、時間に余裕がある方におすすめです。デメリットは遅延や乗り換えが多いことなので、短期滞在の旅行者は注意をしましょう。

都市内の移動はバスでの移動が一般的で、州都のパレルモではバスの利用で主要な観光スポットへ簡単にアクセスできます。

チケットは新聞スタンドやチケット売り場、タバッキと呼ばれる売店で90分有効のものが一律料金で1.3ユーロ(約200円)です。バスに乗るたびにチケットを購入するのが面倒な人は、20枚つづりのものが19ユーロ(3,000円)で購入できます。

都市内の移動はバス以外にも観光バスや馬車もあり、移動しながら観光気分を味わえることから旅行者に人気があります。多少費用はかかりますがタクシーでの移動も可能で、主要都市であれば配車アプリ「Free Now」が安価でおすすめです。

シチリアは数時間で端から端まで移動できるので、1度の旅行で気軽に主要な観光スポットへ訪れることができる点が魅力です。以下ではシチリアに行った際に訪れるべき観光スポット2つを紹介するので、シチリア旅行で訪れる場所に悩んでいる人は参考にしてください。

■パレルモ｜マッシモ劇場

マッシモ劇場は映画「ゴッドファーザー」のロケ地にも使われ、現在はイタリア最大の劇場としてシチリアのシンボル的存在です。豪華絢爛な内装は100年以上もの間多くの人を魅了しており、現在でも定期的にオペラ歌手が公演を行っています。

チケットの入手はかなり難しく観光客には至難の業ですが、劇場内の見学ツアーもあるので興味のある人は参加してみましょう。

■カターニア｜エトナ山

エトナ山は現在でも噴火しており、ヨーロッパにある活火山の中では最大の標高3,357mを誇っています。現在も噴火し続けているエトナ山ですが、火砕流を伴う危険な噴火をしない活火山なので年間で多くの観光客が訪れています。

インターネットや現地でエトナ山の日帰りツアーを予約することが可能なので、山登りが好きな方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

食費はいくら？

シチリアにはリストランテやバールなど食事場所があり、場所によって食べられるものや値段が変わります。以下の表はシチリアにある主な4つの食事場所と値段についてまとめた表です。

リストランテとトラットリアはレストランとして営業していますが、トラットリアの方が大衆向けで安価に食事を楽しめます。リストランテはコースや店によっては1食約30,000円の店もあるので、訪れる前にしっかり調べておきましょう。

ピッツェリアは主にピザの提供をしており、マルゲリータで1枚1000円前後とランチに訪れるのがおすすめな価格帯です。

バールはイタリアで文化として根付いており、コーヒーやクロワッサンの提供があるので朝食やカフェとして利用されています。

以下では、シチリアでおすすめのトラットリアとピッツェリアを紹介するので、外食費を抑えたい人は参考にしてください。

■パレルモ｜Pizzeria Del Corso Cottone

こちらのピッツェリアは1枚3.5ユーロ(550円)の低価格でピザを味わえ、前菜やドリンクが付いたセットも9ユーロ(1,420円)で楽しめます。リーズナブルな価格設定ですが味の評判も高く、地元民からも愛されるピッツェリアです。パレルモの中心地からは少し距離がありますが、お店周辺まではバスを利用してアクセスできます。

住所：C.so Calatafimi, 966, 90129 Palermo PA, イタリア

アクセス：パレルモ大聖堂からバスで約25分

■シラクーサ｜Trattoria ''Fontana d'Ercole''

シラクーサ中心地から32km南西のノートにあり、安価でクオリティの高い料理を味わえると評判です。シチリア島内のトラットリアの中でもリーズナブルで、約30ユーロ(4,700円)で美味しいパスタやワイン、デザートを味わえます。ノートはバロック様式の美しい建物が魅力的なので、観光もかねて訪れてみてはいかがでしょうか。

住所：https://maps.app.goo.gl/rFQtRvpemLhnWN629

アクセス：シラクーサ中心地からバスで約1時間

お土産はいくら？

美食の島として有名なシチリアはお土産にも食料品の購入がおすすめで、お菓子は1,000円以内で個包装の物が手に入ります。雑貨もたくさんあり、シチリア産のカラフルな陶器やアクセサリーを買うことが可能です。

シチリアにはイタリア本土では手に入らないお土産も多くあるので、訪れた際にはチェックしてみましょう。以下では、日本人におすすめのシチリア土産を2つ紹介するので、購入するものに迷った際は参考にしてください。

■セラミック製品

シチリアはセラミック製の小物やアクセサリーが有名で、シチリア南東のカルタジローネのものはシチリア中で購入できます。シチリアのセラミック製品は数千円で手に入るので、大事な人や自分へのお土産にぴったりです。セラミック製品は割れやすいので、かなり厳重に包装してもらいましょう。

■リモンチェッロ

シチリアはレモンの産地として有名で、シチリアレモンを使ったリキュールのリモンチェッロはお土産にもおすすめです。リモンチェッロはスーパーでも販売されており、小瓶に入ったものは2〜3ユーロで手に入ります。アルコール度数が25〜30度あるため、お酒に弱い人はストレートよりもソーダで割ると飲みやすいです。

モデルプラン！旅行に安く行くなら314625円~

シチリアの滞在期間中にかかる大まかな費用はわかりましたが、合計でいくらかかるか気になる人も多いでしょう。滞在期間によって合計費用の前後はありますが、6日間で314,625円、8日間で360,665円でシチリア旅行が可能です。

以下の概算は閑散期のもので、繁忙期になると航空券やホテル代が高騰するので注意しましょう。

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シチリア島&ローマ周遊旅行の費用

イタリアの首都であるローマは、シチリアを訪れた際の周遊コースとしておすすめの都市です。ローマは芸術や建築、文化の面において世界的に見ても優れており、人生で一度は訪れたい人も多いでしょう。シチリアからローマの航空券は片道5,000円以下で設定されており、東京発の便であれば合計236,990円で周遊可能です。

シチリアとローマの主な周遊日程は以下の通りです。

シチリア島&南イタリア周遊旅行の費用

南イタリアにはシチリアの他に、中心地のナポリやリゾートで有名なカプリ、洞窟住居が美しいマテーラといった都市があります。南イタリアの中心地であるナポリは他の都市へのアクセスが良好なので、シチリアからナポリまでは飛行機で行くのがおすすめです。シチリアやナポリ、マテーラを周遊する航空券は合計248,604円で購入できますよ。

周遊コースの例として、シチリアやナポリ、マテーラを周遊する場合の日程を紹介します。マテーラには空港がないため、最寄りのバーリ空港からは空港シャトルバスを利用しましょう。

シチリア島&マルタ島周遊旅行の費用

シチリアからマルタの航空券は夏季には30,000円台が相場ですが、冬季は4〜5,000円で購入可能です。マルタはシチリアの南に位置する島国で、美しいビーチや神殿、要塞といった魅力的な観光スポットが多くあります。シチリアとマルタは閑散期であれば合計248,482円の航空券もあるので、余裕があればマルタへの渡航もおすすめです。

シチリアとマルタの主な周遊日程は、以下の通りです。

さいごに

航空券は直前に予約すると航空会社の空席状況次第で値上がりすることもあるので、3〜6カ月前の予約がおすすめです。安価で手に入れることで、お得にシチリア旅行を楽しみましょう。

シチリアの物価は日本よりも高めで、ホテル代や食費が高くなる傾向にあります。シチリア旅行を計画する際は、本記事で紹介しているリーズナブルなホテルやレストランの情報を参考にしてみてくださいね。

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