【2025年最新版】お得にメキシコ旅行!ベストシーズンと安い時期

メキシコ旅行の安い時期は9月〜10月!その理由は?
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メキシコ旅行の安い時期は、雨季にあたる9月〜10月です。この時期にはスコールの影響で観光客が減少し、航空券やホテル代が安くなることがその理由。
雨季のメキシコ沿岸部では、ハリケーンの影響でスケジュールに支障が出ることがあります。ハリケーンが直撃するのは数年に1回程度ですが、万が一の日程変更を想定し、旅行保険に加入しておくと安心です。
成田↔︎カンクンの航空券|各月の相場から安い時期をチェック
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航空券は、旅行代金総額の中でも比重が大きい項目です。そのため、航空券が安い時期にメキシコ旅行を計画することで、旅行の費用を抑えることができます。
各月の航空運賃相場を比較して、安い時期をチェックしてみましょう。
【成田↔︎カンクン|往復航空券の相場】
経由便 エアカナダ | 経由便 ユナイテッド航空 | |
1月 | 223,390円 | 299,920円 |
2月 | 234,250円 | 295,620円 |
3月 | 220,800円 | 302,990円 |
4月 | 218,800円 | 296,620円 |
5月 | - | - |
6月 | 223,250円 | 295,690円 |
7月 | 225,300円 | 305,620円 |
8月 | 215,750円 | 325,620円 |
9月 | 194,150円 | 285,560円 |
10月 | 213,300円 | 284,990円 |
11月 | 235,750円 | 295,620円 |
12月 | 236,750円 | 306,120円 |
成田↔カンクン間で最も航空券がお得になるのは、エアカナダ、ユナイテッド航空ともに9月と10月でした。日本からカンクンまでの直行便はないため、どの航空会社を利用する場合も乗り継ぎが必要です。
成田↔︎メキシコシティの航空券|各月の相場から安い時期をチェック
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【成田↔︎メキシコシティ|往復航空券の相場】
経由便 エアカナダ | 経由便 ANA | |
1月 | 204,170円 | 253,990円 |
2月 | 217,620円 | 242,310円 |
3月 | 236,670円 | 252,390円 |
4月 | 216,670円 | 262,710円 |
5月 | - | |
6月 | 258,220円 | 258,920円 |
7月 | 237,770円 | 253,710円 |
8月 | 225,920円 | 289,700円 |
9月 | 199,420円 | 231,310円 |
10月 | 196,670円 | 241,110円 |
11月 | 217,620円 | 259,710円 |
12月 | 268,670円 | 290,110円 |
成田↔メキシコシティで航空券が最も安く購入できる時期は、エアカナダ、ANAともに9月と10月でした。メキシコシティの場合も日本からの直行便はないため、乗り継ぎが必要です。
航空運賃は、曜日や航空会社、予約のタイミングによっても変動します。複数の航空会社や前後の日程を比較して、最安値の航空券を見つけるようにしましょう。
航空券以外の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。ホテル費用や食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
メキシコ旅行の費用を安く抑える方法!飛行機代から食費まで総まとめ

航空券を安く購入する方法
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メキシコ旅行で航空券を最もお得に購入できる時期は、9月〜10月です。航空券が最も高い12月と比較して、カンクンなら2万〜4万円、メキシコシティなら5万〜7万円ほど価格が下がります。
航空券を安く購入したい方は、9月〜10月を最優先に、次に2月〜4月、最後にその他の時期の順番で検討してみてください。
また、航空会社によって乗り継ぎ時間や乗り継ぎ空港の利便性、フライトの時間帯が異なるので、総合的に比較をしてみましょう。
航空券の価格は曜日によっても変動します。一般的に、金〜土曜出発は高く、月〜水曜出発は安くなる傾向があります。搭乗日を1日ずらすだけで数万円の差が出ることもあるので、スケジュールに余裕がある方は日程を柔軟に調整すると良いでしょう。

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9月~10月に訪れるメリット・デメリット
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メキシコの9月〜10月は、夏のピークシーズンを過ぎて観光客が減少する時期です。航空券や宿泊費が下がる傾向があるため、費用を抑えて旅行を楽しみたい方に適しています。
一方、この時期のメキシコは雨季にあたり、天候がやや不安定。午後にはスコールに見舞われることもあり、カンクンではハリケーンに遭遇する可能性もゼロではありません。観光の際には、いくつかデメリットがあると言えます。
メリットを最大限に活かし、デメリットをできるだけ減らすために、事前にしっかりと計画を立てましょう。
メリット|特別なアクティビティやイベントが楽しめる
カンクンでは6月~9月まで、ジンベイザメと泳ぐツアーが実施されています。世界最大級の魚を間近で観察できる貴重なチャンスです。
10月には、フードフェスティバルや「死者の日」の前夜祭など、全国各地でイベントが目白押し。カラフルに彩られた街並みの中で、地元の文化を体験できます。
メリット|航空券やホテルの料金が安い傾向にある
オフシーズンにあたるこの時期は、観光客がぐっと減ることから、航空券やホテルの料金が下がる傾向にあります。
旅費の大部分を占めるコストを節約できるため、少しでもお得に旅行したい方におすすめのシーズンです。
メリット|混雑を避けて、自分のペースで過ごせる
雨季は観光客が少なく、主要スポットも混雑しにくくなります。乾季には観光客でいっぱいになるカンクンのビーチも、人との距離感を気にしすぎることなくゆったりと楽しめるでしょう。
「聖なる泉」と呼ばれ、観光やダイビングスポットとして人気のセノーテも、この時期はそれほど混み合いません。マヤ文明の屋外遺跡にじっくりと向き合うのにも最適な季節です。
デメリット|屋外での活動が制限されることがある
雨季には、午後にスコールが降ることがあります。長時間降り続くわけではありませんが、外出時には雨具やレインコートを持参するのがおすすめです。
また、カンクンにはまれにハリケーンや熱帯低気圧が接近することもあります。天気予報や現地の情報をこまめに確認し、天候が荒れそうな時には外出を控えることが重要です。
デメリット|海藻が流入することがある
カンクンのビーチでは、5月〜10月にかけてサルガサムという海藻が流入し、海の色や匂いに影響が出ることがあります。
美観維持のため、近年ではサルガサムの除去作業を独自で行うホテルも増加中です。透明度の高い海を期待する方は、公式サイトや宿泊レビューでホテルの取り組みについて確認しておくと良いでしょう。
デメリット|朝晩の寒暖差が大きくなる
メキシコシティは標高が高いため、朝晩の寒暖差が大きいのが特徴です。10月頃からは、早朝の気温が10℃以下まで下がることもあります。
急な冷え込みに備え、ジャケットや薄手のセーターを持参すると安心です。
メキシコ旅行の節約術
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メキシコは全体的に物価が安く、地元向けの食堂や公共交通機関などは日本よりも手頃な価格です。
ただし、最近は物価上昇と円安の影響もあり、「コストパフォーマンスの良い国」という印象は薄れつつあります。観光エリアやリゾート地では、レストランやホテルの価格が日本と同等か、それ以上に感じることもあるでしょう。
しかし、ちょっとした工夫次第で、コストを抑えながらお得に旅行を楽しめます。メキシコ旅行の節約術は、以下のとおりです。
- 宿泊費|カンクンではダウンタウン、メキシコシティでは歴史地区に宿泊する
- 食費|ローカルレストランのランチや屋台で食事をする
宿泊費の節約術
カンクンでは、市内中心部のダウンタウンに宿泊するのがコストを抑えるポイントです。手頃な料金で宿泊できるホテルが多数あり、レストランやカフェ、屋台が豊富なのも魅力。バスターミナルもあるため、周辺観光にも便利です。
メキシコシティで費用を抑えるなら、ソカロ広場周辺の歴史地区がおすすめ。観光にも便利な立地で、夜間も人通りが多く、治安面でも比較的安心して滞在できます。
一方、どんなに安くても、治安の悪いエリアは宿泊を避けるのが無難です。メキシコシティでおすすめしない地区は、テピト地区やイスタパラパ地区周辺。テピト地区は歴史地区にも近いため、迷い込まないよう事前に地図を確認しておきましょう。
食費の節約術
メキシコで食費を抑えるなら、地元の人々で賑わうローカルレストランを昼間に訪れてみてはいかがでしょうか。ランチセットは、スープ、メイン、ドリンクがついて1,000円前後で楽しめます。
さらに節約するなら、屋台で食事をするのも一案です。中でもぜひ試してみたいのは、メキシコ名物のタコスや、メキシコ風サンドイッチ「トルタ」。いずれも1個150円〜400円程度と手頃な価格で、気軽に本場の味を味わえます。
メキシコのベストシーズンは12月〜3月!その理由は?
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メキシコのベストシーズンは、乾季にあたる12月〜3月です。
乾季は空気がカラッとしていて心地よく、美しいビーチでの海水浴や遺跡巡りなど、屋外のアクティビティに最適。晴天率が高く空気が澄んでいるため、天体観測も楽しめる時期です。
また、12月〜1月にかけては、クリスマスの様々なイベントが開催されます。日本のクリスマスとは一線を画し、メキシコならではの陽気な雰囲気と心温まる祝祭が印象的。クリスマスマーケットでは、地元の工芸品や伝統的な飾り物に加え、ホットチョコレートやスパイスの効いたホットワインなどの冬の味覚を堪能できます。
自分だけのベストシーズンを選ぶときのポイント
旅行の時期を選ぶことは、旅の満足度を左右します。数ある魅力的なシーズンの中から、ご自身にとってのベストシーズンを選ぶことが、理想のメキシコ旅行を叶える第一歩です。
ここでは、気候、日照時間、イベント、自然の見どころ・アクティビティといった多角的な視点から、旅行時期を決めるためのヒントを紹介します。
1.気候で選ぶ|カンクン
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カンクンは年間を通して温暖で、四季はなく、乾季と雨季の2つのシーズンに分かれています。
乾季は11月から4月までで、湿度も低く、気温も28℃前後で、心地よく過ごせる時期です。特に12月〜2月は晴れる日が多く、観光やビーチリゾートを満喫するのに最適。
5月から10月の雨季にはスコールが頻繁に発生しますが、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはありません。気温は30℃を超え、湿度も高くなるため、蒸し暑く感じることもあるでしょう。
平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | ||
1月 | 27 | 20 | 7月 | 32 | 25 |
2月 | 28 | 20 | 8月 | 32 | 24 |
3月 | 28 | 21 | 9月 | 31 | 24 |
4月 | 30 | 23 | 10月 | 30 | 23 |
5月 | 31 | 24 | 11月 | 29 | 21 |
6月 | 31 | 25 | 12月 | 28 | 20 |
引用|weatherspark
1.気候で選ぶ|メキシコシティ
標高2,240メートルにあるメキシコシティは高原性の温帯気候で、1年を通して温暖で過ごしやすいのが特徴です。四季はなく、乾季と雨季の2つのシーズンに分かれます。
11月から4月の乾季には青空が広がる日が多く、観光にも最適。日中の気温は20〜25℃程度で温暖ですが、朝晩は10℃以下まで気温が下がるため、上着が必要です。
5月から10月の雨季は、夕方から夜にかけてスコールが多くなりますが、日中は晴れる日も少なくありません。日中の気温は25℃前後で、湿度が高く感じられる日もあります。
平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | ||
1月 | 22 | 6 | 7月 | 24 | 13 |
2月 | 23 | 8 | 8月 | 24 | 13 |
3月 | 25 | 10 | 9月 | 23 | 13 |
4月 | 26 | 12 | 10月 | 23 | 11 |
5月 | 26 | 13 | 11月 | 22 | 8 |
6月 | 25 | 14 | 12月 | 22 | 7 |
引用|weatherspark
2.日照時間で選ぶ
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旅行中、一日を有効に使いたい方にとって、日照時間は重要なポイントです。
カンクンとメキシコシティでは、年間を通じて日照時間は大きく変わりません。海沿いと高原地帯という環境の違いはありますが、日の出から日の入りまでの時間は平均して11〜13時間ほどです。
日照時間が安定しているため、朝から夕方まで屋外での活動をたっぷり楽しめます。
日照時間 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 | 日の出 | 日の入り | ||
1月 | 約11時間 | 7:30 | 18:20 | 7月 | 約13時間 | 6:10 | 19:30 |
2月 | 約11時間 | 7:20 | 18:40 | 8月 | 約13時間 | 6:20 | 19:20 |
3月 | 約12時間 | 7:10 | 18:50 | 9月 | 約13時間 | 6:30 | 19:00 |
4月 | 約12時間 | 6:40 | 19:00 | 10月 | 約12時間 | 6:40 | 19:30 |
5月 | 約13時間 | 6:20 | 19:10 | 11月 | 約11時間 | 6:50 | 18:10 |
6月 | 約13時間 | 6:10 | 19:30 | 12月 | 約11時間 | 7:10 | 18:00 |
引用|weatherspark
3.イベントで選ぶ
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メキシコでは、一年を通してさまざまなイベントや祭りが開催されています。歴史、文化、芸術などが息づくイベントが各地で繰り広げられ、訪れる人を魅了します。
1月6日|三王の日
「三王の日」は、毎年1月6日にメキシコ全土で祝われるカトリックの伝統的な祝日です。東方の三賢者がキリストの誕生を祝って贈り物を届けたことに由来し、公現節とも呼ばれます。
この日は、家族や友人と一緒に「ロスカ・デ・レジェス」という王冠型の甘いパンを分け合うのが習慣。パンの中には小さな人形が入っており、それを引き当てた人は2月の行事「カンデラリア」でご馳走を振る舞う役割を担います。
スーパーやパン屋にずらりと並ぶカラフルなロスカは見ているだけでも楽しく、お土産としても人気。濃厚なホットチョコレートと一緒に食べるのが定番で、この時期には街中のカフェでも気軽に味わえます。
9月16日|独立記念日
9月16日は、メキシコ独立を記念する祝日です。前夜の15日には、各地で「ビバ・メヒコ!」という掛け声とともに盛大なカウントダウンを実施。伝統衣装に身を包んだ人々で街が活気づきます。
メキシコシティのソカロ広場では、「独立の叫び」セレモニーと、大規模な軍事パレードを開催。市内は祝祭ムード一色となり、伝統料理や音楽、花火とともに国民が一体となって独立の喜びを分かち合います。
11月1日~2日|死者の日
11月1日と2日はメキシコの「死者の日」。亡くなった家族を迎え、思い出を語りながら過ごす大切な行事で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。死を過剰に恐れず、明るく受け入れるメキシコの文化を実感できる貴重な時期と言えるでしょう。
この日には、カラフルな祭壇や切り紙の旗、骸骨の飾りやマリーゴールドの花を飾り、死者を迎えるのが特徴。街中には骸骨の形をした伝統菓子「シュガースカル」や「死者のパン」も並びます。
伝統的な「死者の日」の雰囲気が特に色濃く残るのは地方都市です。ミチョアカン州では、夜になると墓地がマリーゴールドの花とろうそくで埋め尽くされ、幻想的な雰囲気が漂います。伝統衣装を身にまとい、骸骨メイクをした人々が参加するオアハカ州のパレードも有名です。
12月~1月|クリスマス
メキシコのクリスマスシーズンは12月初旬から始まり、1月6日の「三王の日」まで続きます。
中でも盛り上がるのは、12月12日に行われる「グアダルーペの聖母祭」。メキシコシティのグアダルーペ教会では賑やかなパレードやミサが開かれ、誰でも自由に参加できます。
各地で開催される、大規模なクリスマスマーケットも見どころの一つです。メキシコシティのソカロ広場には150以上の屋台が並び、観光客にも人気。手工芸品やクリスマスの装飾品、食べ物、飲み物が販売され、伝統音楽の演奏やストリートパフォーマンスも披露されます。
4.自然の見どころ・アクティビティを楽しむためのシーズン選び
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メキシコのシーズンは、乾季と雨季の2つに分かれています。メキシコ旅行を計画する際には、それぞれの特徴を把握し、最適な時期を選ぶことが大切です。
乾季|11月~4月
乾季のメキシコでは、透き通ったカリブ海でのマリンアクティビティを存分に満喫できます。風が穏やかな日も多く、シュノーケリングやダイビングにも最適です。
雨の心配が少ないこの時期には、マヤのジャングルで楽しめるアドベンチャー体験も魅力的。ジャングルのオフロードを四輪バギーで疾走するツアーや、木々の間を滑走するジップラインで爽快感を味わえます。
天候が安定しているため、ティオティワカン遺跡の熱気球体験もキャンセルになるリスクが下がります。澄んだ空気の中、ピラミッドや古代都市の壮大な景色を一望できるのはこの時期ならではです。
雨季|5月~10月
雨季のメキシコではスコールが降りますが、タイミングを見て屋外アクティビティを楽しめます。
7〜8月は海の水温が高く、海水浴にはちょうど良い時期。カンクン沖では6月〜9月頃にかけて、野生のジンベイザメと一緒に泳げるツアーが人気です。特に7月と8月がピークシーズンで、運が良ければ1日に100匹以上のジンベイザメに遭遇できることもあります。
ジャングルの緑が深まるこの時期は、沿岸湿地やマングローブ林を巡るツアーにもぴったりです。「フラミンゴの楽園」として有名なリア・セレストゥン生物圏保護区では、豊かな生態系や野生動物を観察できます。
メキシコ旅行の夢を叶える!安い時期の見極め方と節約術
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本記事ではメキシコ旅行の安い時期とシーズン別の費用について、具体的な料金を示しながら紹介しました。
メキシコ旅行は、憧れの海外旅行のひとつです。しかし、航空券や宿泊費などの費用は、決して安くはありません。そのため、メキシコ旅行を実現させるためには、安い時期を見極めて節約のポイントを押さえることが重要です。浮いた費用で、メキシコ旅行をより自分らしいものにすることもできますよ。
ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのメキシコ旅行を実現させてください!
