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香港インセンティブツアー 今、香港への企業旅行が熱い 5つの理由

シンフォニーライツ原油高による燃油サーチャージの高騰で、各企業に海外へのインセンティブツアーや社員旅行を控える傾向がある中、企業団体旅行の数、規模ともに大幅に伸ばし注目を浴びているのが香港だ。

「2006年以降、香港への企業旅行は急激に増加しており、数百名規模の団体の問い合わせも頻繁に入ってきています。以前は1,000名を越える大きな団体旅行は年に1度あるかないか、という程度でしたが、最近では珍しくなくなっています」と語るのは、香港政府観光局でマーケティングエグゼクティブを務める古谷剛氏。

実際、近年の日本から香港への渡航者数を見てみると、2006年度は前年比8.3%増の約131万人、2007年度はさらに1.0%増の132万人と、著しい増加傾向にある。 一体今、なぜ香港がインセンティブ市場で人気なのだろうか。

その1 燃油サーチャージが安い

キャセイパシフィック航空多くの企業が海外への旅行を見直している最大の理由は、高騰し続ける燃油サーチャージにある。現在、日本から欧米に向けた長距離フライトでは、その金額は往復で約40,000円にのぼる場合も。中国、台湾、シンガポール、タイといったアジア近隣諸国や、グアム、ハワイなどの比較的近いリゾート地でも往復11,500~28,000円。しかし香港の燃油サーチャージは、往復3,400円と、他国と比較して格段に安い。(キャセイパシフィック航空利用の場合)。規模の大きなインセンティブ旅行ほど、この差額は無視できないはずである。(※金額はいずれも2008年5月現在のもの)

その2 新しく魅力的な観光素材

香港ディズニーランド、アジアワールド・エキスポ、香港文化センター香港では、2005年9月の香港ディズニーランドのオープンを皮切りに、新たな観光名所が次々と誕生している。そのため、すでに香港に訪れたことがある人でも前回とは違った新鮮な体験ができる。
 中でもインセンティブツアーで人気の高いのが、ピークタワーと香港ディズニーランドだ。ピークタワーは2006年11月に全面リニューアル。香港の街を360度見渡せる屋上の展望デッキは、一部貸切も可能。きらめく夜景を贅沢に楽しみながらのカクテルパーティ等を開催する団体も。香港ディズニーランドでは、着席での食事で600名収容できるホテル宴会場でのディズニーならではのパーティーや、大型団体の場合はパーク自体もチャーターが可能。老若男女に愛されるキャラクターに囲まれて過ごす時間は、参加者にとって忘れられない思い出になるはずだ。

2005年以降に登場・リニューアルした主な観光名所

  • 香港ウェットランド・パーク(野鳥観察ができる湿地帯)
  • ゴンピン360 (天壇大仏とトンチュンを結ぶロープウェー)
  • アジアワールド・エキスポ (大型多目的施設)
  • シンフォニー・オブ・ライツ
    (ギネス登録された世界最大の光と音のショー)

  • 世界文化遺産登録
    <マカオの8つの広場と22ケ所の歴史的・宗教的建築物>
  • ラスベガススタイルの新規カジノ<マカオ>など

その3 日本からのアクセスが便利

フライトマップ日本から香港へのノンストップ便は週に145便。(2008年5月現在)日本航空と全日空は羽田発もあるため、地方からの乗り継ぎも便利だ。全国規模の企業団体にも容易に対応できる。フライト時間は約4時間、時差はわずか1時間。移動による疲れや時差ボケを気にすることなく、到着したその日からアクティブに活動できる。

その4 治安の良さ

香港と日本の犯罪率比較表香港は世界で最も犯罪率の低い都市の1つ。現在、日本と比較しても、かなり低い犯罪率となっている。また、食に対する安全基準が高く設定されているのもポイント。企業団体の旅行では安全面は重要なファクター。香港であれば、安心して旅行が楽しめる。

その5 「香港バリュープラスキャンペーン」

香港トレード&エキジビションセンター香港政府観光局は、香港でインセンティブツアーを行う企業を全面的にバックアップしている。現在、香港に1泊以上滞在する20名以上の企業グループの参加者全員に、香港公式ガイドブックとディスカウントクーポン、香港シティマップを無料でプレゼントする「香港バリュープラスキャンペーン」を実施中。さらに、50名以上で香港に2泊以上する団体は「中国弦楽四重奏」や「ライオン・ダンス(中国獅子舞)」などの豊富なアトラクションの無料サービスも受けられ、好評だ。

燃油サーチャージが安く、見どころも豊富。アクセスも便利で安全なうえ政府観光局の特典付き。限られた予算の中でより満足度の高い旅が実現する香港は、報奨旅行や慰安旅行を検討中の企業にとって魅力的な要素が盛りだくさんなのだ。

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