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生まれ変わった「にっぽん丸」、船内を披露

  • 2010年4月9日

 商船三井客船(MOPAS)は3月21日、4ヶ月にわたる大改装を経て、「にっぽん丸」を再就航した。就航から20年が経った同客船を大幅にリニューアルし、新しいダイニングや高級ブランド・スパ「TERRAKE」をはじめ、客室としてはバトラーサービス付きのスイート、シングル参加の乗客のための「デラックスシングル」などを追加することで高級感と現代的な装備を与えた。国内クルーズの牽引役として、多くの注目を集めている。


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  • 4ヶ月もの大改修を経て、生まれ変わったにっぽん丸。船体の下半分を濃紺に塗り分け、従来よりもシックな雰囲気を醸し出している

    横浜港に停泊中のにっぽん丸

  • エンターテイメントを楽しむショーラウンジとして、またダンスフロアとしても機能する大型ホール

    ドルフィンホール

  • 4デッキ前方に設けられた、静かに過ごすことのできる空間。特にロングクルーズになればなるほど、こういう空間のありがたみがわかる

    ビスタスポット

  • トランプなどのカード類だけでなく、将棋や囲碁、麻雀なども楽しめる。隣には図書室とインターネット・カフェが設けられた

    カードルーム

  • 食へのこだわりをもつにっぽん丸ではクルーズ中、同じメニューを2度出すことはない

    メインダイニング「瑞穂」

  • 開閉式天井を持ち、「黒毛和牛パテのハンバーガー」などの軽食を水着のまま楽しむことができるリドテラスが併設されている

    プール

  • 増設された7デッキ部分には、デザインの要ともなる大きな丸窓がある。外のデッキでは日光浴も楽しめる

    デッキ

  • スパはヨーロッパを中心に高級ブランドとして展開するテラケを取り入れた。また、美容室は山野愛子美容室がプロデュースするビューティドレッセ・ヤマノが運営する

    スパ・ド・テラケ

  • 7デッキ最前方に位置するラウンジで、大海原を眺めながら憩いのひとときを過ごすことができる。中央にはキャプテンシートを模したモニターも用意

    ホライズン・ラウンジ

  • ホライズン・ラウンジの左舷奥には、世界初の船上和室が設けられた。桂離宮の松琴亭がデザインのモチーフになっている

    茶室「吉野」

  • 5デッキ最前方にあるバー。隠れ家的なイメージで、開放的なホライズン・ラウンジとは違った趣を持つ

    ネプチューンバー

  • ディナー時はスイートおよぶデラックスの乗客優先となる。他のカテゴリーの乗客は空きがある場合のみ、3000円の席料で利用可。特製ローストビーフが自慢

    オーシャンダイニング「春日」

  • 新鮮な海の幸を堪能できるバーで、最高級輪島塗の銘々皿を使用している

    寿司バー「潮彩」

  • 日本のクルーズ客船ならではの設備として、展望大浴場を完備。景色を見ながら風呂が楽しめる

    グランドスパ

  • 14平方メートルの広さを持つステートルーム

    コンフォートステート

  • 28平方メートルの広さがあり、バスルーム内もご覧のとおり余裕のスペースを確保

    車椅子対応のスーペリアステート

  • 24平方メートルの広さのステートルーム。ベランダ付きで、16室設けられた

    デラックスベランダ

  • 37平方メートルから46平方メートルの広さを持つスイート。ベランダ付き。無料インターネット接続サービス、展望がきくジェットバスも備わる

    ビスタスイート

  • 79平方メートルの広さを持つ、最高級客室。スイートはすべて専任のバトラーサービスが受けられる

    グランドスイート

  • 「にっぽん丸」の就航記念パーティには、今年で芸能生活30周年を迎える黒木瞳さんも出席。クルーズについて「大人だから持てる時間のゆとり」だと語っていた

    黒木瞳さんも出席