東京都ホテル旅館組合 コロナ対応で2021年度上期も組合費免除へ

東京都ホテル旅館生活衛生同業組合(823会員、工藤哲夫理事長)は3月22日に開いた理事会で、2021年度上期(2021年4―9月)の組合費を徴収しないことを決めた。5月の総会で承認を求める。コロナウイルス感染症の影響で、この1年間に加盟ホテルの40軒程度が廃業するなど、東京の宿泊産業は経済的に大きな打撃を受けている。同組合ではコロナ対応として、すでに2020年度の組合費を全額免除している。年間組合費の合計は例年3600万円程度となっている。工藤理事長は「2021年度の組合費は前半の期は徴収しないこと...