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台湾の新興航空会社スターラックス航空、コロナ禍でも日本就航で積極路線展開

昨年12月には台北/関西・成田線に就航
日本の旅行会社と関係強化を

 台湾の新興航空会社スターラックス航空(JX)は、昨年12月15日に関西/台北線、翌16日に成田/台北線にそれぞれ週2便で新規就航した。パンデミックによって世界の航空会社が前例のない苦境に陥るなか、攻めの戦略を進めている。コロナ禍以前、2019年の日台間の交流人口はおよそ700万人と潜在的な航空需要は非常に大きい。台湾3番目のフルサービスキャリア(FSC)として、ポストコロナを見据えて、日本市場をどのように開拓していくのか。同社日本支社長の謝亦勤(フランク・シャ)氏に聞いた。

―まず、スターラックス航空(JX)の事業概要について教えて下さい。

謝亦勤氏(以下、敬称略) JXは2018年5月にエバー航空で会長を務めた張國煒(チャン・クォウェイ)によって設立され、2020年1月23日に台北桃園国際空港を拠点にマカオ、ダナン、ペナンの3路線で運航をスタート。同年12月には関西と成田にも就航しました。資本金は約2億8200万ドル(約300億円)で、現在、桃園空港周辺で保税倉庫等を建設しており、近い将来自社保有のビルは4棟まで拡大する予定です。

 現在はA321neoで東アジアを中心に路線を展開していますが、A350-1000型12機とA350-900型5機も発注しており、将来的には北米への長距離路線や東南アジアへもネットワークを広げていく計画です。

― JXは台湾で3番目のフルサービスキャリアになります。その特徴をお聞かせください。

ビジネスクラスのシート(上)とエコノミークラス(下)  まず機材についてですが、A321neoはビジネスクラス8席とエコノミークラス180席で、ナローボディ機ですが、機内設備はワイドボディ機と遜色ありません。ビジネスクラスシートはフルフラットで、エコノミークラス全席にパーソナルTVが設置され、エンターテインメントをお楽しみ頂けます。

 そして、ビジネスクラスのお客様なら、機内でデータ使用量無制限の無料Wi-Fiサービスをご利用いただけます。エコノミークラスのお客様でもテキストのみの送受信なら無料でご利用可能です。お客様に機内での時間を退屈せずに快適にお過ごしいただけると思います。

 また、他社との差別化のため、ユニークなカスタマー体験に多額の投資をしています。機内食にも力を入れており、日本路線のビジネスクラスでは東京ミシュランガイドで1つ星を獲得した焼き鳥屋「とり喜」、エコノミークラスでは台湾焼肉名門「胡同焼肉」、台湾を代表するアイスクリーム「蜷尾家アイス」を提供しています。業界初の試みとなる全クラスでの機内食事前予約も承っています。さらに、有名ジャズ・ミュージシャンのピーター・ホワイトが手掛けた曲を機内で流すなど、五感でフライトが楽しめる空間を演出しています。

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