11時間缶詰め…福岡空港の門限に遅れたセブ航空 Uターンの原因は

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マニラにUターンすることが告げられた際の機内の様子。乗客からは「ウソでしょ?」などの声が上がった=乗客提供
マニラにUターンすることが告げられた際の機内の様子。乗客からは「ウソでしょ?」などの声が上がった=乗客提供

 乗客125人を乗せたフィリピンの格安航空会社(LCC)「セブ・パシフィック航空」の航空機が9月上旬、マニラを出発して目的地の福岡空港に着陸できず、北九州空港にダイバート(代替着陸)した末にマニラにUターンした。3時間のフライト予定が、11時間にわたって機内に缶詰めになる事態に直面するのは、誰しも避けたいはずだ。セブ機の対応の是非や福岡空港の「門限」の運用などがSNS(ネット交流サービス)などで議論になったが、原因は何だったのか。

 「マニラに戻るの?」「ウソでしょ?」。5日午前0時前、北九州空港に駐機中のセブ機内で、マニラに戻ることがアナウンスされた時の様子を乗客の一人が撮影していた。映像では乗客から驚きの声が上がり、別の場面では赤ちゃんの泣き声が響き、乗客らの疲れた様子がうかがえた。

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