ANAHD、出資でフィリピン航空との提携強化、VNに続き

  • 2019年1月29日(火)

 ANAホールディングス(ANAHD)は1月29日、フィリピン航空(PR)の親会社であるPALホールディングスの発行済株式の9.5%を9500万米ドル(約105億円)で取得すると発表した。全日空(NH)とPRは2014年からコードシェアの実施やマイレージ提携、空港業務の相互受委託などで協力してきたが、出資により「中長期的な戦略的パートナー関係」をさらに強化するという。

 ANAHDの海外の航空会社への出資は、16年のベトナム航空(VN)への出資に続き2件目。今後はANAHDがPRに取締役1名を派遣し、現在はそれぞれ一部の路線にとどまっている国内線のコードシェアを順次拡大するほか、空港業務の相互受委託についても拡大する。なおNHはスターアライアンス、VNはスカイチームに属しており、PRは3大航空アライアンスに入っていない。

 ANAグループは、18年度からの中期経営戦略において、国際線を成長の柱として位置づけ、路線網を拡充しているところ。ANAHDは、今回の資本業務提携のねらいとして、経済成長により急増する訪日旅行者の取込強化、フィリピン国内での知名度向上、そしてVNなど他社との提携などとあわせて「アジアを“面”でカバー」することの3つを挙げている。

 また、日比間のみならず、日本経由のアジア/北米間の移動需要の取り込みも強化する考え。グループ経営戦略室グローバル事業開発部長の植松只裕氏によれば、FSCとしてのサービスの向上に努め、評価も高い両社は「同じ価値観を持つパートナー」という。

B737MAX8とA320neo、計48機を新規発注

 ANAHDはこの日、あわせてB737MAX8型機30機とA320neo型機18機の新規発注についても発表した。納入は2021年度から25年度までを予定する。日本の航空会社では初めて導入することとなるB737MAX8型機は、NHが国内線で使用中のB737NGシリーズの後継機とする予定で、30機の内訳は確定20機・オプション10機。従来機と比べて機内の開放感が高まるほか、約15%の燃費改善が見込まれるという。

 A320neo型機はピーチ・アビエーション(MM)が使用するもので、同社はすでに8機を発注しており、20年中に初号機を受領する予定。同型機は優れた燃費効率や長い航続性能が特徴で、NHはすでに国際線で使用している。

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