フィンエアー、フィンランドで大規模ファム開催、地方送客増めざす

  • 2015年6月10日(水)

成田空港で出発を待つAY機  フィンエアー(AY)はこのほど、フィンランド政府観光局と日本航空(JL)の協力のもと、6月4日から8日にかけて旅行会社対象のファムツアー「夏のフィンランド・メガ研修旅行」を開催した。フィンランドの地方の魅力を掘り起こして新商品の造成につなげ、送客増をはかることが目的。AYによれば、過去に実施したファムツアーは「最大で20名から30名程度」の規模にとどまっていたが、今回の参加者数はこれまでを大きく上回る60名以上に上り、一行は7つのグループに分かれて各地を訪れた。

AY日本支社営業総支配人の永原範昭氏  本誌の取材に応えたAY日本支社営業総支配人の永原範昭氏によれば、AYの日本/ヘルシンキ線を利用する日本人旅行者の約9割はフィンランド国外への乗継客。残りの約1割についても、そのうち8割がラップランドに向かい、2割がヘルシンキとその周辺にとどまるなど、旅行者の訪問地は限られている。永原氏はこのような状況から、日本市場においてフィンランドの地方の魅力が紹介されていないことを問題視し、今回のファムツアーを発案した旨を説明した。

 参加者は成田、中部、関空の3空港から、それぞれAYまたはJLの運航便でヘルシンキ入りし、同日中に各地へ移動。第1チームがキッティラとレヴィ、第2チームがロヴァニエミとその周辺、第3チームがオウル、第4チームがミッケリとサヴォンリンナ、第5チームがトゥルクとナーンタリ、第6チームがハメーンリンナとタンペレ、第7チームがイヴァロとイナリを訪問した。

ヘルシンキでの視察報告会の様子  地方で2日間を過ごした参加者はヘルシンキに戻り、視察報告会を開催して、各地の観光資源の魅力と商品造成の可能性について意見交換。いずれのチームも、今後の商品造成について前向きな見解を示した。永原氏は、今回のファムツアーを機に新たな商品が造成されることに期待するとともに、その成果次第では、今後も同規模のファムツアーを継続的に開催していきたい意向を明らかにした。

※ファムツアーと視察報告会の詳細は後日掲載

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