【1社追加・再送】入社式で社長訓示、「変化へ挑戦」呼びかけ、「基本」強調も

  • 2014年4月2日(水)

 旅行関係企業各社が4月1日に入社式を開催した。各社社長の訓示は、報道機関向けに発表されたものを並べると、旅行・観光業界の競争環境の変化を指摘しつつ、新入社員がフレッシュな力で意欲的に挑戦することで成長が実現すると訴える内容が多い。

 こうした傾向はこの数年続いているが、これは旅行会社の抱える課題が、オンライン流通の拡大や付加価値型商品・サービスへの要請など短期間では解決できないものであることの表れだろう。各社を率いるトップが新入社員に語りかけた言葉を抜粋してまとめる。(訓示を発表した会社のみ。50音順)

※トップツアーを追加(2014年4月3日12時13分)


▽旅行会社
エイチ・アイ・エス(HIS):新卒774名入社(この他に海外での新規雇用515名)
代表取締役社長 平林朗氏

 ソチオリンピックやフィギュアスケート世界選手権で、多くの日本人選手の活躍を目の当たりにしたことと思う。彼らの多くは幼少期に、当時の一流選手の活躍を見て目標や夢を抱いたと聞く。

 皆さんも配属先ではまず、目標とする先輩社員を見つけてほしい。サービスや実績が優れているなど、ナンバーワンと思われる社員を見つけてほしい。そして、その人の技を修得するよう取り組んでほしい。

 その過程ではきっと何度も失敗するはずだが、失敗をして、そこからいかに立ち直り、いかにして成功へと繋げるか。困難を克服した先に成功がある。失敗を恐れず挑戦を続け、乗り越えた人の成長は著しい。身近な目標に少しでも早く追いついて追い越し、さらに上をめざして挑戦してほしい。

 HISグループは、日本での旅行事業、ハウステンボスのテーマパーク事業、ホテル事業、海外での世界展開など「世界ブランド HIS」に向けて挑戦するため様々な事業拡大をはかっていく。市場の変化は加速し、競争は過熱している。皆さんが最速で成長しなければ事業拡大は維持できない。若い力と挑戦する強い気持ちを持ち、しっかりと目標を見定めて、夢や目標をいかに達成できるかを意識して、ともに挑戦していこう。


▽近畿日本ツーリスト(KNT):135名入社(※)
代表取締役社長 小川亘氏

 日本経済は回復傾向にあるが、旅行業界の環境は異業種からの参入、サプライヤーと旅行会社の関係変化など、乗り越えなければならないことはたくさんある。

 激動の時代、転換期などの言葉が使われるが、実はいつの時代にも使われており、常に変化は起こっている。どれだけ柔軟に、積極的に対応できるのかが問われている。変化に翻弄されず、自分の意思で変化を受け止めて進む道を選択してほしい。

 変化とともに大事なのがスピード。当社も組織再編という新たなスタートを契機に、強い部分はより強く、チャレンジする部分はより果敢に、皆さんの力も推進力にしながら進んでいく。

 当社グループはスポーツビジネスに強みを持ち、成果を上げてきた。2020年に自国開催のオリンピックを経験できることは本当に稀有なこと。6年後の皆さんがそれぞれの現場でスタッフとして頑張っている、お客様と感動を分かち合っている、そんな姿が想像できる。これは千載一遇のチャンス。社員の1人として、旅行業界の1人として、またとない機会を経験できることを誇りに思い、活躍することを期待する。

 スポーツ以外でも、訪日旅行、旅を通じた復興支援、ウェブを活用した商品企画など取り組むべきことは無限に広がっている。特に訪日旅行は今後の需要が大いに期待できる。配属された職場で扱っていないから関係ない、ということはない。柔軟な発想で、若いうちから意識的に取り組んでほしい。

 旅行市場を大きく捉えると、日本での旅行消費額は25兆円超。皆さんの想像以上に旅行市場は大きい。その大きな可能性のあるマーケットの中で当社がどう成長していくかは、皆さんを含め社員一人ひとりの知恵と行動にかかっている。

 大きな市場に対して懸命に知恵を絞り行動するチャンスとその結果への評価は、全社員平等だ。一人ひとりが自分のプロジェクトを立ち上げるという情熱を持って仕事にあたってほしい。

 仕事への不安を覚えることは当然だが、漠然とした不安を憂慮するのではなく、今何をすべきか、これからのために今日することを考えてほしい。貪欲な前向きな姿勢自体が皆さんの前に現れる壁を突破する武器になる。「志操は高く、品格あるツーリストパーソンになれ!」を歓迎の言葉とする。

※KNT-CTホールディングス全体では333名。近畿日本ツーリスト個人旅行と近畿日本ツーリスト個人旅行販売が合わせて73名、近畿日本ツーリスト商事が2名、クラブツーリズムが86名。北海道、東北、中国四国、九州のKNTエリア会社もそれぞれ採用している


JTB首都圏:201名入社(※)
代表取締役社長 生田亨氏

 JTB首都圏は、リテール事業を中心に業界のリーディングカンパニーをめざしている。ESとCSに力を入れ、JTBグループの「顔」としてブランドの価値向上に努める。

 新入社員の心構えは、「感謝しよう!」「自分を成長させよう!」「仕事を学ぼう!」の3点。感謝の気持ちは店頭販売の原点でもあり、お礼の言葉や笑顔で表現することを常に心がけてほしい。お客様だけにではなく、先輩や仲間にも同様だ。

 また、成長のためにはまずは自ら勉強してほしい。プロとしての知識が高まることがJTB首都圏の会社の力になる。学生時代の友人や同期入社の仲間との絆を大切にしてほしい。仕事だけでなく遊ぶことも必要だ。

 仕事を学ぶということは、インターネットやスマートフォンなどの機械に負けない生きた情報を学び、コンサルティング力を高めること。現場に出たら、すぐに期待の一軍として活躍してもらうことになる。1年目は苦労も多いが頑張ってほしい。

 2020年に向けて、観光産業には大きな期待が寄せられている。今後拡大する市場を見据え、その市場を取り込んでいけるか、お客様に選ばれる会社であり続けられるかは、皆さんと約2600名の社員の活躍にかかっている。

 自信を持ってほしいのは、「社会に貢献する会社」だということ。「旅のチカラ」は日本を元気にすることができる。世の中を活性化する役割を担っていることに是非誇りを持ってほしい。

※JTBグループ全体では690名

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