楽天トラベルで社長交代、楽天が吸収合併検討

  • 2013年6月20日

 楽天は6月27日付で、楽天トラベル代表取締役社長に楽天トラベル常務執行役員で楽天執行役員の山本考伸氏を任命する。現代表取締役社長の岡武公士氏は退任して楽天顧問に就任し、楽天トラベルの経営への助言を続ける。

 山本氏は2006年12月にエクスペディアに入社した後、2012年3月にトリップアドバイザー代表取締役に就任。2013年3月には楽天トラベルに常務執行役員として入社し、4月に楽天の執行役員にも就任していた。

 楽天PRグループによると、今回の人事は山本氏の旅行オンライン流通における経験を評価し、今後のグローバル展開も見据えたものであるという。

 また、楽天では6月20日、年内をめどに完全子会社である楽天トラベルの吸収合併を検討していると発表。会員情報データベースなどの面で、楽天と楽天トラベルのシナジー効果をさらに強めるためという。