タイ、13年は150万人めざす-マリンダイビングフェア出展

  • 2013年4月7日

(左から)TAT副総裁のタワチャイ・アランジック氏、東アジア支局長のジャムノン・ジュナピヤ氏 タイ国政府観光庁(TAT)は2013年、150万人の日本人訪問者を目標として掲げる。TATでは東京で開催中のマリンダイビングフェアに出展しており、これに合わせて来日したTAT副総裁のタワチャイ・アランジック氏と同東アジア支局長のジャムノン・ジュナピヤ氏が説明した。

 2012年の日本人訪問者数は前年比21.6%増の137万1253人と大きく伸びたが、2013年はさらに積み増しをねらうことになる。目標達成に向けてはゴルフ、シニア、OL、若者に注力。例えば若者層では学生の取り込みをめざし、旅行会社や教員を対象にFAMツアーも実施する。

 また、タイ国際航空(TG)が東京、大阪、中部、札幌で機材の大型化や増便を実施済ないし計画中であることから、これを最大限に活用。このほか、ショッピングのディスカウントなどの特典や障害・医療保険を盛り込んだ「ミラクル・タイランド・カード」を始動しており、旅行会社経由で消費者にアピールしていく。

 なお、マリンダイビングフェアは東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで4月5日から7日にかけて開催。アランジック氏は自身もライセンスを保有するほどダイビング好きであったと語り、アンダマン海のシミラン諸島やカオラックのほか、タオ島など無数のスポットを紹介。例えばタオ島はライセンスを取得しやすい特徴があるほか、ナイトダイビングもおすすめという。