ユナイテッド、ANA共同事業をアジア地域に拡大-B787は年内5機

  • 2012年4月26日(木)
UAアジア太平洋・大西洋地区営業担当副社長のジェームス・ミュラー氏

 ユナイテッド航空(UA)アジア太平洋・大西洋地区営業担当副社長のジェームス・ミュラー氏は4月26日、記者懇談会の場で全日空(NH)との共同事業(ジョイントベンチャー)について「確実に効果が出ている」とし、台湾やシンガポールなどアジアの他国でもNHと同様の取り組みを進めていることを説明した。

 共同事業は、2社の運賃や運航スケジュール、営業、マーケティングを共同で調整するもので、2011年4月1日から開始してちょうど1周年を迎えたところ。以遠路線を含めて日米間でUAとNHの便を組み合わて利用する旅客の数は1年間で2倍に拡大したといい、日米両国で法人需要の獲得にもつながっているという。

 ミュラー氏は、今後もNHがシアトルやサンノゼに就航する計画であることから、共同事業のメリットが「広がる一方」と期待。現在は日米両国だけでなく、台湾、シンガポール、タイ、香港、フィリピンでもNHと共同事業の取り組みを始めているところで、各国と米国との間の移動需要を日本経由で取り込んでいくねらい。中国、韓国でも同様の展開に「興味がある」とした。

 各国にはタイ国際航空(TG)やシンガポール航空(SQ)などのスターアライアンス加盟航空会社があるが、各社とは例えばバンコク以遠、シンガポール以遠の需要について協力しており、これを継続する考え。ただし、「大西洋路線の共同事業がそうであったように、将来的に各社が太平洋路線の共同事業に加わる可能性はある」という。



>>次ページ:「12年新路線は未定-B787の日本路線投入の可能性は」

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