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「観光維新」で諸課題に正対 全旅連全国大会in茨城に1千人参加(2) 青年部50周年式典も開催

 全国大会終了後に行われた青年部創立50周年記念式典では、第24代の鈴木治彦部長をはじめ、あいさつが続いた。

 鈴木部長は「青年部が産声を上げて50周年の節目です。諸先輩方のたゆまない努力と情熱、未来へつなげるための熱い思いが脈々と引き継がれてきたことにより、今日を迎えることができました」「時代が大きく変わるなか、世界をリードできるおもてなし産業を確立できるよう新たな一歩を踏み出します」と抱負を述べた。

 来賓として出席した全旅連の多田会長は、自身の青年部時代を振り返り「多くの先輩諸氏に様々な知恵を授かり、励ましをいただいたおかげで、今日の私がいます。青年部は旅館業界の将来を担うため研さんする組織です。50年の歴史で培ってきた知恵や経験を親組合と胸襟を開いて諸問題に取り組みたい」とした。

 全旅連青年部OB会の永山久徳・第3代OB会長も「旅館人生は青年部とともにありました。青年部活動は旅館経営の道しるべです。今日ご参加の親組合の皆様、ぜひ青年部活動をこれまで以上にご支援、ご理解をお願いします」と語った。

 最後に青年部の山本享平副部長が「我々全旅連青年部および全国の青年部はつねに『温故創新』の気概を忘れず、責任世代としての自覚を持ち、次代につなぐために夢を語り合い、研さんを積むことにより次世代経営者の活躍の場として未来にわたる宿泊業界の発展に質する組織であり続けることを宣言する」との宣言文を読み上げた。

(トラベルニュースat 19年6月10日号)

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情報提供:トラベルニュース社