主要49社、2月の国内は0.6%増、日旅が2位に上昇

  • 2019年4月18日(木)

 観光庁がこのほど取りまとめた主要旅行会社49社の今年2月の旅行取扱概況によると、国内旅行を扱う47社の国内旅行取扱額の合計は、前年比0.6%増の2047億4287万円となり、昨年11月から続く前年比増を維持した。観光庁によれば団体旅行の取り扱いが好調だったという。

 企業別の取扱額の1位は、JTB(12社計)で1.3%減の621億5041万円。2位は日本旅行で14.8%増の210億3853万円、3位はKNT-CTホールディングス(13社計)で0.1%増の192億1432万円だった。上位3社の順位は、以前は2位にランクインしていた楽天が昨年5月を最後に取扱額を非公開にして以来、JTBが1位、 KNT-CTホールディングスが2位、日本旅行が3位で順位に変化はなかったが、初めて2位と3位が逆転した。

 上位10位のうち前年を上回ったのは4社で、最も伸長したのは日本旅行の14.8%増。最も落ち込んだのはANAセールスで6.1%減の119億3948万円だった。

 前年からの伸び率が最も大きかったのは旅工房で476.1%増の2億462万円。2位はWILLERで54.0%増の22億6531万円だった。取扱高10億円を超える20社における伸び率ではWILLERは1位に。国内旅行を取り扱う47社中19社が前年を上回った。

 国内旅行における募集型企画旅行の取扱額は1.9%減の706億7083万円、取扱人数は3.9%減の262万8269人、1人あたりの単価は2.1%増の2万6889円。海外旅行と同様に取扱額と取扱人数は減少し、単価は上昇した。

訪日旅行は6.0%増、伸び率は3ヶ月連続の1桁台

 訪日旅行を取り扱った33社の取扱額の合計は6.0%増の157億8727万円で、伸び率は3ヶ月連続で1桁台にとどまった。観光庁は「欧米豪市場を中心に引き続き堅調に推移した」とのみコメントしている。企業別の1位はJTB(12社計)で0.6%減の63億3544万円。2位はエイチ・アイ・エス(6社計)で22.6%増の34億4105万円、3位は日本旅行で2.0%増の26億352万円だった。上位3位の順位に変動はなかった。

 上位10社のうち前年を上回ったのは8社で、最も大きく伸長したのは158.4%増で1億1262万円となったジェイアール東海ツアーズだった。2位は99.7%増の2億3797万円のびゅうトラベルサービス。33社のうち前年を上回ったのは17社だった。

 訪日旅行の募集型企画旅行の取扱額は5.7%増の4億1605万円、取扱人数は0.1%増の3万8641人となり、1人あたりの単価は5.7%増の1万761円だった。

 なお、2月の海外旅行の取扱額は1.2%増の1656億9802万円で、総取扱額は1.1%増の3862億2816万円。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)

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