山海の幸に恵まれた地、淡路島。古くから御食国(みけつくに)の一つとして、皇室や朝廷に地域色豊かな食材を献上してきた歴史を持ちますが、令和の今注目したいのは地元の食材を使ったハンバーガーです。
甘みの強い「淡路島玉ねぎ」やジューシーな味わいが楽しめる「淡路牛」など、地元の食材を使ったハンバーガーはまさに極上の美味しさ。今回は、淡路島を北部・中部・南部の3エリアに分けて、おすすめのハンバーガーを紹介します。
【北部・淡路エリア】グルメバーガー6選
淡路島へのアクセス方法はいくつかありますが、本州から向かう場合は淡路島北部とつながっている明石海峡大橋の利用がおすすめです。
淡路島北部の淡路エリアは四季折々の花を楽しめる「淡路島国営明石海峡公園」をはじめ、安藤忠雄氏が建築したコンクリートと自然の組み合わせを楽しめる「淡路夢舞台」など、観光スポットが豊富にあります。
ここでは、そんな北部・淡路エリアのおすすめハンバーガーをご紹介します。
Bikers Café circoloチルコロ|アワイチバーガー
サイクリストやバイカーに人気のカフェが、Bikers Café circoloチルコロです。名物は淡路島を一周したサイクリストへのご褒美として名付けられた「アワイチバーガー(セットで税込1,800円)」。バンズには適度に噛み応えのあるカンパーニュを使用しており、ハーブソーセージや島野菜、香草を挟んでボリューミーな逸品に仕上がっています。
また、胃もたれが心配な人や食べ切れるか不安な人には「ビーガン アワイチバーガー」がおすすめ。豆腐ベースのパティをはじめ、シイタケ・ゴボウ・ニンジン・シリアル・香辛料を使っており、ヘルシーな味わいを楽しめます。
Bikers Café circoloチルコロ
【住所】兵庫県淡路市岩屋2942-27
【電話番号】0799-64-7533
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より車で約5分
【営業時間】11:00〜17:00
【定休日】金曜
【支払い方法】現金のみ
【予約方法】不可
【公式ホームページ】https://circolo-awaji.com/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/circolo_awaji/?hl=ja
淡路島クラフトキッチン|淡路牛のメガクラフトバーガー
続いて紹介するお店は、淡路島の西海岸で“海に1番近いテラス席”を謳う淡路島クラフトキッチン。
同店が提供するハンバーガー「淡路牛のメガクラフトバーガー(税込2,380円)」は、直径約17cmの超特大サイズを誇ります。
一人で口いっぱいに頬張るもよし、家族や友人と一緒にシェアするもよしの一皿。もちろん味わいも申し分なく、淡路牛の旨味と玉ねぎの風味が相まって、大満足のひとときを味わえるでしょう。
淡路島Craft kitchen
【住所】兵庫県淡路市野島平林2-2
【電話番号】0799-82-1855
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より車で約10分
【営業時間】11:00~19:00(土日祝は10:30~20:00)
【定休日】木曜(祝日の場合は営業)
【支払い方法】現金、クレジットカード可
【予約方法】原則予約不要(一定の予約枠あり)
【公式ホームページ】https://awajicraftcircus.com/kitchen/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/craftcircus.awaji/
グリナリウム淡路島|ゴーダジャイアンバーガー
グリナリウム淡路島の人気メニューは「ゴーダジャイアンバーガー(税込1,280円)」。某国民的アニメに登場するキャラクターを思い浮かべるかもしれませんが、淡路島の魅力がギュッと詰まった一品です。淡路牛100%のパティは程よい火加減で焼かれており、芳ばしい香りが食欲をそそります。新鮮な玉ねぎ・レタス・トマトも相まって、飽きることなく食べ切れるでしょう。
このほか、グラタンパンやポタージュ、ペスカトーレなど地の食材を使った料理も魅力的。イチゴを使ったスイーツなども提供しているので、気になった料理を注文してみるのもおすすめです。
グリナリウム淡路島
【住所】兵庫県淡路市野島常盤1550-10
【電話番号】0799-82-1855
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より車で約5分
【営業時間】11:00~17:00(土日祝は10:00~17:00)
【定休日】火曜
【支払い方法】現金、クレジットカード可
【予約方法】オンライン予約システム
【公式ホームページ】https://www.greenarium.jp/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/greenarium_awajinosimasaien/
HANGOUT Cafe NR2|淡路島バーガー
ハンバーガーといえば、肉肉しいパティをイメージする人は少なくないでしょう。しかし、HANGOUT Cafe NR2で提供している「淡路島バーガー(税込1,200円)」は、もはや玉ねぎが主役。程よいシャキシャキ感が残っており、淡路島玉ねぎの特徴である甘みが口のなかにじんわりと広がっていきます。
アメリカンな雰囲気が漂う店内でいただいても良いですが、おすすめは2階のテラス席。開放感あふれる空間で、海を眺めながらハンバーガーを堪能してみてください。
HANGOUT Cafe NR2
【住所】兵庫県淡路市野島蟇浦168-1
【電話番号】06-6125-5600
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より車で約15分
【営業時間】9:00〜19:00
【定休日】土曜・日曜・祝日
【支払い方法】現金
【公式ホームページ】なし
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/hangout_cafe_nr2/
Kaoru Café|淡路島ハーブハンバーガー
Kaoru Caféの「淡路島ハーブハンバーガー(税込850円)」は、その名の通りハーブを使っているのが特徴です。ライスパンのバンズにはローズマリーを、パティには淡路牛と4種類のハーブスパイスを使っており、一風変わった風味が楽しめます。
また、淡路島のハンバーガーは特産品の玉ねぎを使うことが多く、焼く・揚げるなどの調理をしていることがほとんど。しかし、ここではオニオンスライスでさっぱりとした味わいに仕上げているので、脂っこいものが苦手な方も美味しくいただけます。
Kaoru Café
【住所】兵庫県淡路市尾崎3025-1
【電話番号】0799-85-1162
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「北淡IC」より車で約10分
【営業時間】10:00〜17:00
【定休日】不定休
【支払い方法】現金
【公式ホームページ】https://www.parchez.co.jp/guide/herbshop
【SNSアカウント】
https://x.com/parutter
SHIMAUMA BURGER 本店|THE淡路牛プレミアムバーガー
SNSやYoutubeなどでも話題のSHIMAUMA BURGERは、淡路エリアに本店があります。シンプルなSHIMAUMA BURGERも絶品ですが、おすすめは「THE淡路牛プレミアムバーガー(税込1,600円)」。
淡路島の玉ねぎが挟んであるのはもちろん、淡路牛をふんだんに使ったパティに肉の旨味がたっぷりと詰まっている点が魅力。また程よい弾力のあるバンズやオリジナルのトマトソースにもこだわっており、バーガー通も納得の逸品です。
SHIMAUMA BURGER 本店
【住所】兵庫県淡路市育波459 ガーデンテラス アワジアンカフェ
【電話番号】070-9297-0508
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「北淡IC」より車ですぐ
【営業時間】11:00〜17:00
【定休日】不定休
【支払い方法】現金、電子マネー
【予約方法】不可
【公式ホームページ】https://www.awajishimaburger.com/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/shimaumaburger/
【中部・洲本エリア】グルメバーガー4選
北部の淡路エリアと南部の南あわじエリアに挟まれている洲本エリア。住宅や商店が集中する市街地で、都会と田舎のバランスが取れた町として「トカイナカ」とも呼ばれています。
市内には温泉街があるほか、国の史跡に指定されている「洲本城跡」や、300頭以上の野生ザルを間近で見られる「淡路島モンキーセンター」などもおすすめのスポットです。日帰りで立ち寄るのはもちろん、旅の拠点として洲本に滞在してみても良いでしょう。
ここでは、洲本エリアのおすすめハンバーガーを4つ紹介します。
第八戎丸|漁師バーガー
懐かしさを感じさせる“洲本レトロこみち”にある第八戎丸。ここでは、洲本市の由良漁港で獲れる魚を使った「漁師バーガー」を提供しています。フライは春ならタイやサワラ、冬ならハマチやブリなど旬の魚が使われるため、季節の味わいを楽しめるでしょう。
店内には絵本やおもちゃといった子ども向けのアイテムも用意されているので、ファミリーで訪ねてみるのもおすすめです。
第八戎丸
【住所】兵庫県洲本市本町5丁目1-18
【電話番号】090-3677-0387
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路島中央IC」より車で約20分
【営業時間】9:30〜16:00
【定休日】木曜
【支払い方法】現金のみ
【予約方法】電話
【公式ホームページ】https://www.dai8ebisumaru.jp/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/dai8ebisumaru/
フィッシュマイルバーガー|フィッシュマイルバーガー
2024年4月にオープンしたばかりのフィッシュマイルバーガーは、店名の通り白身魚のフライを使ったハンバーガーを提供しています。定番メニューは近海の魚を使った「フィッシュマイルバーガー(税込1,080円)」。フライは独自の製法で揚げられているため、サクサクとした食感が楽しめます。またオリジナルの燻製タルタルソースが絡まり、より濃厚な旨味を堪能できるでしょう。
アジやサワラ、北海道サクラマスなどを使ったバーガーのほか、エビフライサンドやマグロレアカツサンドといった珍しいメニューもあるので、ぜひ味わってみてください。
フィッシュマイルバーガー
【住所】兵庫県洲本市五色町都志522-2
【電話番号】0799-33-0531
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「北淡IC」より車で約25分
【営業時間】11:00〜17:00(土日祝は11:00〜18:00)
【定休日】火〜木曜
【支払い方法】現金
【予約方法】不可
【公式ホームページ】https://fishmileburger.wixsite.com/fishmile-burger/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/fishmile_burger/
シーサイドバー湾処(ワンド)|サワラカツバーガー
宿泊施設「あわかん」内に併設された店舗「シーサイドバー湾処(ワンド)」で味わえるのが、「サワラカツバーガー(税込730円)」です。揚げたてのサワラカツは、外はサクサク、中はホロホロ。自家製のタルタルソースが魚の旨味を引き立て、淡路島の玉ねぎとキャベツとの相性も抜群です。なお、シーサイドバー湾処は宿泊者だけでなく立ち寄りでの利用もできます。
シーサイドバー湾処(ワンド)
【住所】兵庫県洲本市小路谷1053-17
【電話番号】0120-229-700
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路島中央IC」より車で約20分
【営業時間】13:00〜17:30(金土日祝は11:00〜17:30)
【定休日】無休
【公式ホームページ】https://awakan.com
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/awakanawajishima/
AWAJI Seaside Walk Cafe|トップヒュエル
AWAJI Seaside Walk Cafeのおすすめバーガーが「トップヒュエル(税込1,310円)」です。自家製のバンズは毎朝焼き上げているため、しっかりとした歯ごたえを楽しむことができます。またパティは牛・豚を独自ブレンドしているほか、トロトロになるまでグリルされた淡路島産の玉ねぎと、試行錯誤の末にたどり着いたオリジナルソースが食欲をそそります。
白を基調にした店内はハワイアンな雰囲気が漂っており、非日常のひとときを過ごせるでしょう。
AWAJI Seaside Walk Cafe
【住所】兵庫県洲本市安乎町平安浦1882-1
【電話番号】0799-20-5475
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「津名一宮IC」より車で約15分
【営業時間】10:30〜19:00
【定休日】月曜(祝日の場合は営業)
【支払い方法】現金、QRコード決済可
【予約方法】不可
【公式ホームページ】なし
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/awaji_seasidewalkcafe/
【南部・南あわじエリア】グルメバーガー3選
南あわじエリアには、徳島県と淡路島をつなぐ大鳴門橋がかかっています。そのため、四国から淡路島を目指したり、近畿地方・淡路島・四国の順に旅を楽しんだりする人におすすめです。
また歴史的な魅力を持つスポットが多く、日本の国生み神話で神が最初に作った島「おのころ島」は、南あわじにある沼島だといわれています。このほか、同地には7つの泉源があるので、湯めぐりを満喫してみても良いでしょう。
ここでは、南あわじエリアでぜひ味わいたいバーガーをご紹介します。
コアラ島バーガー|島オニオンステーキバーガー
南あわじエリアの観光スポットの一つ、イングランドの丘(入場料1,200円)。施設内にあるコアラ島バーガーで味わえるのが、「島オニオンステーキバーガー(税込1,100円)」です。バンズには特産品の牛乳を使っており、パティには淡路牛・えびすもち豚の合い挽きを使用。厚みのある玉ねぎとバジルソースが絶妙にマッチし、淡路島の味覚をとことん満喫できます。
コアラ島バーガー
【住所】兵庫県南あわじ市八木養宜上1401 イングランドの丘内
【電話番号】0799-43-2626
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「洲本IC」より車で約15分
【営業時間】4〜9月は9:30〜16:30(土日祝は9:30〜17:00)、10〜3月は9:30〜16:30(土日祝は9:30〜16:30)
【定休日】火曜
【支払い方法】現金、クレジットカード可
【予約方法】不可
【公式ホームページ】https://www.england-hill.com/shop/burger/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/awaji_englandhill/
淡路島オニオンキッチン うずまちテラス店|The あわじ島 ダブルバーガー
淡路島オニオンキッチンは、「うずまちテラス店」と「うずの丘店」の2店舗があり、どちらでも“全国ご当地バーガーグランプリ”で1位と2位に輝いたメニューが味わえます。
そして、うずまちテラス店でのみ食べられるおすすめメニューが「The あわじ島 ダブルバーガー〜淡路島なるとオレンジソース〜(税込1,500円)」です。粗挽き・細挽きをブレンドした淡路牛100%のパティが2枚挟まっており、食べ応えも十分。醤油ベースの甘辛い味付けにオレンジソースが加わり、爽やかな後味を楽しめます。
淡路島オニオンキッチン うずまちテラス店
【住所】兵庫県南あわじ市福良丙947-8 道の駅うずしお内
【電話番号】0799-52-1157
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路島南IC」より車で約5分
【営業時間】9:00〜16:30
【定休日】木曜
【支払い方法】現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済可
【予約方法】不可
【公式ホームページ】https://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/awajishimaburger/
淡路島オニオンキッチン うずの丘店|あわじ島玉ねぎたっぷり厚切りチャーカツバーガー
淡路島オニオンキッチン「うずの丘店」は鳴門海峡や大鳴門橋を見渡せる丘に建っており、絶景を楽しみながらハンバーガーを味わえます。
同店限定のメニューは数多くありますが、淡路島ポークを使った「あわじ島玉ねぎたっぷり厚切りチャーカツバーガー(税込1,100円)」がおすすめです。120gものバラ肉を使ったチャーシューカツは豚の旨味が濃厚。オニオンスライスや特製タルタルソースと一緒に味わえば、今まで食べたことのないバーガーの新境地が開けることでしょう。
淡路島オニオンキッチン うずの丘店
【住所】兵庫県南あわじ市福良丙936-3 うずの丘 大鳴門橋記念館内
【電話番号】0799-52-2888
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道「淡路島南IC」より車ですぐ
【営業時間】9:00〜16:00
【定休日】火曜
【支払い方法】現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済可
【予約方法】不可
【公式ホームページ】https://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/awajishimaburger/
淡路島に行くならハンバーガーは必食!
淡路島の外周はわずか150kmほどですが、数多くの魅力が詰まっておりおすすめの観光地です。特にハンバーガーに対するこだわりは目を見張るものがあり、店舗ごとに特徴のある逸品を提供しています。
今回ご紹介した13店舗はいずれも絶品のハンバーガーが味わえる名店ばかり。おすすめのメニューを注文しても良いですし、その日の気分に合ったものを注文してみても良いでしょう。旅行で淡路島を訪れる際は、ぜひハンバーガーに舌鼓を打ってみてください。