フィジー旅行の費用を徹底調査!2024年最新版の予算とお得な予約方法を解説
フィジー旅行の相場は?
フィジー旅行の相場は、航空券やホテル、現地での滞在費用を含めると4日間の旅程で120,000円〜150,000円程度が相場です。
コロナ後の原油高や円安の影響により、2019年以前に比べると滞在費は上昇傾向。2024年1月の1フィジードルは64.9円で、2019年の48円と比較をすると1.3倍ほどです。
フィジーの物価は日本より安いことから、欧米やヨーロッパ旅行よりも費用の負担を小さくできます。そのため、比較的低コストで行けるビーチリゾートとして注目を集めています。
フィジー旅行を安く予約する方法は?
旅行費用を少しでも安く抑えるには、旅費の半分以上を占める航空券とホテルをいかに安く予約をするかが重要です。
航空券については安い運賃の席から売れていくため、予約のピークを迎える2〜3ヶ月前を目安に予約をするのがおすすめです。
日本とフィジーを結ぶ直行便の路線はフィジー・エアウェイズ1社のみで、運行本数も週2便と限られています。ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休にかかる旅行は、半年以上前の予約でも早すぎることはありません。
ホテルも同様で、早期予約により予算を抑えることが可能です。宿泊をするエリアも重要で、フィジー本島にあるシティーホテルは1泊5,000円〜10,000円程度で宿泊できます。一方、本島のリゾートホテルや周辺の離島にあるホテルの価格は、1泊10,000円〜30,000円程度です。
季節による料金の変動も、抑えておきたいポイントです。フィジーは12月〜3月までは雨季に当たり、天候が不安定なことが多くなります。
フィジーの雨季は日本の梅雨のように1日中雨が降っていることは少なく、短時間で止むことが多いのが特徴。雨の時間帯を避ければ観光を楽しめるので、予算を抑えて旅行をしたい方は雨季も候補に入れてみましょう。
フィジー旅行の内訳
ここからは旅行会社から販売されているパッケージツアーや航空券、ホテル、現地での食費など、実際の旅行の際にかかる費用について解説します。詳細な予算を決める際の参考にしてください。
ツアー代はいくら?
パッケージツアーでフィジー旅行をする場合は、120,000円台前半の旅行代金から設定されています。旅行日数に関しては後ほど詳しく説明しますが、飛行機の運行曜日の関係で4日もしくは5日間が基本です。
以下は、海外旅行予約ができる「たびチャット」のLINEで確認できるプランの一例です。
123,800円~203,800円 | |
129,800円~349,800円 | |
169,800円~299,800円 |
旅行の日程や時期によって、航空券やホテルの価格は大きく変動します。実際の旅行費用を把握するためには、旅行予約サイト「たびチャット」を使って、ご希望の都市や日程でのお見積りを取得するのがおすすめです。
航空券代はいくら?
フィジーのナンディ空港までは、フィジー・エアウェイズが成田空港から直行便を運行しています。運行は火曜日と金曜日の週2便で、所要時間は片道9時間程度です。
閑散期 | 繁忙期 | |
フィジー・エアウェイズ | 69,579円 | 210,69円 |
カンタス航空 | 184,410円 | 377,879円 |
ニュージーランド航空 | 202,778円 | 339,878円 |
シンガポール航空 | 330,598円 | 415,344円 |
所要時間や運賃の面からも直行便の利便性が高いですが、スケジュールが合わない場合は経由便を利用する選択肢があります。
経由便を利用する際は、シドニー経由のカンタス航空やオークランド経由のニュージーランド航空がおすすめ。所要時間は18時間程度で、直行便と比較をすると倍近くの時間が必要です。
ホテル代はいくら?
一般的なシティーホテルは1泊5,000円〜10,000円、プールやスパなどがついたリゾートホテルは10,000円〜30,000円がナンディの宿泊料金の相場です。
ここでは、フィジーやサモア、トンガのおすすめホテルを4つ紹介します。
■フィジー|タノア インターナショナル ホテル
本施設はヤシの木が生えた大きな中庭や屋外プール、3つのレストランなどといった敷地内の環境が充実しているホテルです。
客室には、南太平洋の文化を感じる木製のベッドやサイドテーブルが置かれています。バスタブ付きの客室もあるので、海外でもゆっくりと湯に浸かりたい方は予約時にリクエストしておきましょう。
住所 | Votualevu Road Nadi Airport |
アクセス | ナンディ国際空港から車で4分 |
■フィジー|フィジー ゲートウェイ ホテル
本施設は、ショッピングスポットでもあるタノア インターナショナル ホテルまで車で3分の距離にあるホテルです。
客室はシックで落ち着いたデザインが特徴で、デラックス ルームは3名まで宿泊可能。ホテル内には2つのプールがあり、ウォータースライダーも楽しめます。
住所 | Nadi, Opposite Nadi Airport, Queens Highway |
アクセス | ナンディ国際空港から徒歩で7分 |
■サモア|タノア ツシタラ ホテル
本施設は、サモアの首都であるアピア中心部に位置する4つ星ホテルです。ホテル正面の大きなヤシの木や噴水、客室のバルコニーから差し込んでくる陽の明かりが、南国リゾートの雰囲気を演出しています。
ダブルベッドが2台ある客室は最大4名での宿泊ができるため、家族旅行やグループ旅行におすすめです。
住所 | Apia, Beach Road Sogi |
アクセス | ファレオロ空港から車で50分 |
■トンガ|ハウス オブ トンガ
本施設は、カナティーア島を望めるラグーンまで徒歩5分の場所に位置するホテルです。デラックスダブルルームの広さは33㎡で、白を基調とした明るい作りがポイント。客室を出ると廊下は屋外に繋がっており、テラスとしても利用できます。
空港からホテルまでの送迎サービスがあるので、予約時にリクエストメッセージを送り料金等の詳細について打ち合わせをしておきましょう。
住所 | Taufa'ahau Road, Alaivahamama'o Bypass Road, Nuku'alofa |
アクセス | ヌクアロファ空港から車で34分 |
観光や交通費代はいくら?
フィジーにはシンガトカ大砂丘やナタンドラ・ビーチなど、自然を生かした観光スポットが多くあり無料で楽しむことができます。有料の観光スポットの入場料を挙げると、サンベド泥温泉が約5,600円、スリーピング・ジャイアント植物園が約1,500円です。
街には路線バスが運行をしていますが、運行時間が不確かな点などから旅行初心者にはおすすめできません。現地発着のオプショナルツアーに参加をすると、スムーズに主要なスポットを訪れることができますよ。
以下は、オプショナルツアーの内容と料金の一例です。
ナンディの人気観光スポット「泥温泉」と市内散策を楽しもう! | 7,800円 |
空からフィジーの絶景を楽しむ!ヘリコプターでの遊覧飛行体験 | 38,500円 |
\ フィジーの観光についてもっと知りたい方はこちらから /
食費はいくら?
フィジーの物価は輸入品を除くと日本より安いので、1日あたり5,000円程度の予算が目安です。ホテルなどに入っているレストランは日本とあまり値段が変わらないため、利用する際は1日10,000円程度が必要になります。
ここでは、フィジーでおすすめのレストランを2つ紹介するので、参考にしてみてください。
フィジー料理を専門に扱っており、ボリューム満点の料理が人気の理由。フィジーでよく食べられる芋の一種であるキャッサバや、ココナッツを使用したメニューなどを楽しめます。数名でシェアをするのがおすすめなので、グループ旅行や家族旅行向けのレストランです。
住所 | Challenge Plaza, Queens Rd, Nadi |
アクセス | ナンディ国際空港から車で9分 |
新鮮なシーフードを活かしたメニューが豊富なレストランです。フィジーの伝統料理「ココダ」という、ココナッツミルクやライム、唐辛子で魚や野菜を味付けをしたサラダのような料理などを楽しむことができます。
住所 | Port Denarau, Denarau Island, Fiji |
アクセス | ナンディ国際空港から車で22分 |
お土産はいくら?
お土産選びも旅の楽しみの一つですが、フィジーでは南国の国らしくココナッツを使った加工品が定番です。目安の予算は購入する量にもよりますが、10,000円程度を見ておくのがおすすめ。ここでは、フィジーで人気のお土産を2つ紹介します。
■Pure Fiji
フィジー発祥のスキンケアブランドで、柑橘系の香りが人気のボディオイルの価格は500円程度です。その他、ココナッツを使用したスキンミルクや石鹸なども購入できます。
■Fiji Gold
Fiji Goldはお酒好きの方におすすめのローカルビールで、価格は1本400円程度です。甘口のテイストのため、ビールの味が苦手な方もお土産として購入しています。
モデルプラン!安く行くなら4泊6日で190,000円~
ここまでで航空券やホテル、観光、お土産などの費用を解説しました。以下の表は、実際の旅程に当てはめた費用の合計金額です。3泊5日の場合で160,000円、4泊6日190,000円を目安としてください。
3泊5日 | 4泊6日 | |
航空券代 | 69,579円 | 69,579円 |
ホテル代 | 30,000円 | 40,000円 |
観光代金 | 30,000円 | 40,000円 |
食費 | 22,500円 | 30,000円 |
お土産 | 10,000円 | 10,000円 |
合計 | 162,079円 | 189,579円 |
今回の費用は、毎日オプショナルツアーに参加することを想定しています。ホテルに滞在してプールやビーチで過ごす場合は、10,000円程度の費用を抑えることが可能です。
ホテル代は、2名1室利用の1名あたりの金額を記載しています。海外のホテルは1室あたりの料金が基本のため、1名1室利用の場合は以下の記載金額の倍額が必要になることに注意をしてください。
フィジー旅行は周遊もおすすめ!サモアに行ってみよう
日本からフィジーまで旅行をするのであれば、一緒にサモアへも訪れてみるのがおすすめ。サモアは日本からは直行便が運行していないため、フィジー経由が必須になるのがその理由です。
フィジーのナンディ空港からサモアのファレオロ空港までは直行便が運行しており、航空運賃は30,000円前後が相場です。この区間は曜日によりフライト時刻が異なるため、旅行を計画する際はご注意ください。
周遊旅行をするのであれば、以下のような旅程がおすすめです。予算はフィジー⇄サモア間の往復チケット、ホテル代などを考慮して、265,000円程度を見ておきましょう。
1日目 | 東京 → フィジー 機内泊 |
2日目 | フィジー → サモア サモア泊 |
3日目 | サモア観光 サモア泊 |
4日目 | サモア → フィジー フィジー泊 |
5日目 | フィジー観光 フィジー泊 |
6日目 | フィジー観光 フィジー泊 |
7日目 | フィジー → 東京 |
サモアは太平洋に浮かぶ独立国家で、フィジーからは飛行機を利用して2時間程度でアクセスできます。エメラルドグリーンの海や手つかずの森などがあり、自然好きの方におすすめの観光地です。
フィジー旅行は周遊もおすすめ!トンガに行ってみよう
トンガは4つの諸島と169の島から構成される、ポリネシアに属しています。農村が多く、時間がゆっくりと流れるような田舎の雰囲気を感じられる町並みを見ることができます。観光地では、ホウマの潮吹き穴などが有名です。
トンガはサモアと同じく日本からはフィジー経由でしか行けない国なので、サモアの周遊コースと同様の旅程を組むのがおすすめ。ナンディ空港からトンガのファアモツ空港までは、フィジー・エアウェイズの直行便を利用して1時間35分程度でアクセスできます。
片道の航空券代金は、安い時期で約45,000円とサモアと比較をすると高くなります。トータルの予算に関しては、合計で300,000円前後を見ておきましょう。