マルタ旅行の費用を徹底調査!2024年最新版の予算とお得な予約を徹底解説
マルタ旅行の相場は?
一般的に、マルタの閑散期である11〜2月に必要な費用は3日間の滞在で250,000円程度が相場とされています。一方、繁忙期の6〜8月は航空券の価格が上昇する傾向があり、安く見積もっても350,000円前後は用意しておきましょう。
マルタ旅行を安く予約する方法は?
マルタ旅行の費用において大半を占めているのが、日本からマルタ間の航空券です。航空券は閑散期の冬季に購入するのがおすすめで、11月〜2月なら150,000〜200,000円程度で購入できます。
現在のマルタ入国に関してはコロナウイルスワクチン接種証明や、陰性証明の提出、入国後の隔離の必要はありません。
入国規制がなくなってコロナ前の活気を取り戻しつつあるので、日本からの航空券も予約しにくい状況になっています。旅行予定日の間近に航空券を予約するのは、高額になる可能性もあるので基本的に3〜6カ月前に予約をしておきましょう。
マルタ旅行で航空券に続いて高額になるのがホテル費用で、立地や時期によっては50,000円以上するところも多くあります。ただ、マルタには1泊10,000円以下で泊まれるホテルもあり、少しでも旅行の費用を抑えたい人にはおすすめです。
マルタは地中海の宝石と称されるほどの美しいリゾート地で観光地も豊富なので、旅の目的によってホテルを選びましょう。
マルタ旅行の内訳
マルタ旅行の大まかな費用はわかっていただけたと思いますが、旅行中にはツアーや食費、交通費といったお金が発生してきます。以下では、マルタ旅行でかかる費用の内訳を細かく紹介するので、旅行でかかる全体的な費用の把握に利用してください。
ツアー代はいくら?
安いツアーは3泊6日で約220,000円が相場ですが、添乗員がいない場合が多いので海外旅行初心者は注意しましょう。
以下は、海外旅行予約ができる「たびチャット」のLINEで確認できるプランの一例です。
プラン名 | 価格帯 |
226,000~342,600円 | |
247,800~338,000円 |
旅行の日程や時期によって、航空券やホテルの価格は大きく変動します。実際の旅行費用を把握するためには、旅行予約サイト「たびチャット」を使って、ご希望の都市や日程でのお見積りを取得するのがおすすめです。
航空券代はいくら?
一般的に、マルタ旅行の閑散期の11〜2月の航空券は150,000〜200,000円程度が相場とされています。閑散期である冬季は観光客が減少するので、航空会社によっては特別価格や割引を実施していることもあります。
一方、繁忙期の6〜8月は航空券の価格が上昇する傾向があり、300,000円前後を考慮しておきましょう。
夏季のこの時期には美しいビーチを目当てに世界各国から観光客が訪れるので、航空券の価格が高くなる可能性があります。
マルタ行きの航空券の費用と乗り継ぎをする国をまとめた表が以下の通りです。
航空会社 | 乗換地 | 金額(閑散期) | 金額(繁忙期) |
ターキッシュエアラインズ | イスタンブール(トルコ) | 157,392円 | 264,051円 |
ルフトハンザ航空 | ミュンヘン(ドイツ) | 200,940円 | 329,340円 |
数ある航空会社の中でもトルコのターキッシュエアラインズは特に安く、他の航空会社と比べても50,000円近く変わります。ターキッシュエアラインズの航空券が最も安いのは11〜2月頃で、マルタの閑散期に合わせて航空券を安く入手しましょう。
ホテル代はいくら?
ホテル代は航空券に続いて大きな出費になる可能性も高く、繫忙期は1泊2〜30,000円が相場です。マルタに観光で滞在するのであれば、ロケーションやサービスの良いホテルを選びたい人も多いでしょう。
以下で紹介するホテルは低コストで、日本人でも安心して泊まれるホテルなので宿泊先に迷ったら参考にしてください。
こちらのホテルは閑散期で1泊約4500円と比較的安価で、繁忙期でも8500円程度でかなり低コストです。ホテルから歩いてすぐのところにビーチやカジノなどの観光スポットがあるので、ホテル周辺だけでリゾート気分を味わえます。
敷地内にはプールやカフェ、テラスといった施設もあるので、ホテルの敷地内だけでも快適に過ごせます。
住所:SPB04,Malta,St. Paul's Bay, Pioneer Road,Bugibba
アクセス:マルタ国際空港から車で35分
こちらのホテルは世界遺産にも登録されているマルタの首都バレッタ地区内にあり、マルタの美しい街並みを一望できます。ホテル周辺にはおしゃれなレストランや、おすすめの観光スポットもあるので、長期のマルタ旅行でも退屈しないでしょう。
住所:1215, Malta, Valletta, 237 Saint Paul Street
アクセス:マルタ国際空港から車で18分
観光や交通費代はいくら?
マルタは国土面積316㎢と世界で10番目に小さい国で、公共交通機関も整備されているので主要な観光地は数日で回れます。基本的な移動手段はバスかタクシーですが、タクシーは値段が高いのでバスの運航していない深夜に利用するのがおすすめです。
マルタ内はバス移動がおすすめで、マルタのバスは主要な観光地やリゾート地へのアクセスが容易にできます。基本的にバスは早朝5時半頃から深夜23時半ごろまで運行していますが、土日は一部路線で運行頻度が減る場合があります。
また、バスチケットの料金システムには4種類あり、観光客にはお得なバスチケットもあるので以下を参考にしてください。
- 片道券:1.5ユーロ~3ユーロ(※時期や時間帯によって変動)
- 1週間乗り放題券:21ユーロ(※10歳以下は15ユーロ)
- 回数券12回分:15ユーロ
- 観光用1週間乗り放題券:39ユーロ
マルタでおすすめのバスチケットは1週間乗り放題券ですが、1週間も滞在しない人は片道券や回数券の購入がおすすめです。回数券は片道券11回分の料金で12回乗車できるので、滞在期間中に複数回バスに乗る予定があれば回数券を購入しましょう。
また、観光用1週間乗り放題券は1週間バス乗り放題以外にも、マルタ観光に有効な数多くの特典が付いてきます。
注意点として片道券は運転手から購入できますが、片道券以外は各所に設置されているバスチケットカウンターで購入できます。
・ゴゾ島
ゴゾ島はマルタ共和国の主要な島の1つで、観光客が集中するマルタ島よりものんびりとした雰囲気です。ゴゾ島には世界遺産にも登録された巨石神殿や、美しい隠れ家ビーチなどの観光スポットがいくつもあります。
マルタ島からゴゾ島へは45分に1本のペースでフェリーが出ており、マルタ島から30分程度で到着できます。
なお、マルタのバスチケットカウンターで販売している「観光用1週間乗り放題券」ならゴゾ島への往復フェリーが無料になります。
往復のフェリー料金 | |
ゴゾ島 | 4.65ユーロ |
・青の洞門
青の洞門はマルタ島の南部に位置する観光スポットで、洞門から差し込む太陽の光が海に反射して美しい景色を作り上げています。青の洞門は長期間に渡って風や波が岩を削ってできたもので、内部の景色はまさに偶然が作り出した産物だと言えます。
基本的に洞門内部に入るためにはボートツアーに参加する必要がありますが、事前予約の必要はありません。ただ、青の洞門内部の美しい景色を見たいのであれば、海流が安定している4〜10月頃がおすすめです。
ツアー参加費 | |
青の洞門 | 8ユーロ |
食費はいくら?
マルタはリゾート地であることからヨーロッパの中でも物価が高く、食費に関しても外食の場合はかなり高くつきます。具体的な食費は旅のスタイル次第ですが、全て外食で済ます場合は1日10,000円前後が相場です。
以下では、マルタ旅行でおすすめのレストランと1食当たりの費用の相場を紹介します。
こちらのレストランはバレッタ地区にあるレストランの中でも、おしゃれでインスタ映え間違いなしのレストランです。トンネルの中に作られたレストランで、トンネルを抜けるとバレッタ地区の町並みを一望できるテラス席もあります。お店の雰囲気も素晴らしいですが、料理の質もかなりいいので特別な日にぜひ訪れてみてください。
こちらのレストランは人気店なので、念のため電話やホームページでの予約をしておくのがおすすめです。
住所:St. Johns Cavalier Il-Belt Valletta, VLT 1110, マルタ
アクセス:バレッタシティーゲートから徒歩2分
・United Restaurant Behind The Church
実はマルタはウサギ肉を使った料理が有名で、特にイムジャールと呼ばれる地区では美味しいウサギ料理のお店が多くあります。中でもUnited Restaurantはトリップアドバイザーやグーグルでの評価も高く、地元の人も利用する有名店です。
United Restaurantのウサギ料理は3,000円前後が相場で、ボリューム満点でコスパも良いレストランです。
住所:Triq IL-Kbira, L-Imġarr MGR 1110, マルタ
アクセス:バレッタ地区から車で30分
お土産はいくら?
マルタのお土産は品物によって値段が異なりますが、小袋に入ったスナック菓子は1つ100円程度で手に入ります。コスメや手工芸品は1つあたり2,000円程度で手に入るので、旅の思い出として購入してはいかがでしょうか。
マルタでおすすめのお土産と詳しい値段については以下の通りです。
・サボテンジャム
マルタは意外にもサボテンが有名で、マルタ内のスーパーであれば基本的にサボテンの実を購入して味わえます。お土産にはサボテンジャムがおすすめで、1瓶当たり500円前後が相場です。他にもイチゴやイチジクのジャムも販売されており、日本のものより大きめの果実が入っているので贅沢で人気が高いです。
・Soap Cafeの石けん
マルタで人気のお土産の1つが石けんで、中でもSoap Cafeではオーガニックにこだわった人気の石けんが購入できます。Soap Cafeでは50種類以上の石けんを販売しており、1つ800円前後でお土産には最適です。石けんの他にもバスボムやボディローションなども販売しているので、1度訪れてみてはいかがでしょう。
モデルプラン!安く行くなら1週間で244,914円~
マルタの滞在期間中にかかる大まかな費用はわかりましたが、合計でいくらかかるか気になる人も多いでしょう。結論から言うと、3泊5日で244,914円、5泊7日で302,226円が相場です。
ただ、以下の概算は閑散期のもので、繁忙期にはさらに費用が必要な可能性もあるので注意しましょう。
3泊5日の場合 | 5泊7日の場合 | |
・航空券 (ターキッシュエアライン、インスタブール経由) | 157,392円 | 157,392円 |
・ホテル代金 (パウロス バレッタ) | (1名当たり)32,322円 | (1名当たり)69,634円 |
・交通費 (1週間乗り放題券利用) | 3,200円 | 3,200円 |
観光費 (ゴゾ島、青の洞門) | 2,000円 | 2,000円 |
・食事代金 (1日:10,000円) | 30,000円 | 50,000円 |
・雑費、お土産 | 20,000円 | 20,000円 |
合計 | 244,914円 | 302,226円 |
マルタ旅行で必要な費用はわかりましたが、日程については以下を参考にしてください。
また、3泊4日で楽しみたい方も多いかと思いますが、現地3泊の場合は機内泊があるので5〜6日必要なので注意してください。
1日目 | 日本発→マルタ着 マルタ泊 |
2日目 | 観光 マルタ泊 |
3日目 | マルタ観光 マルタ泊 |
4日目 | マルタ発 機内泊 |
5日目 | 日本着 |
1日目 | 日本発→マルタ着 マルタ泊 |
2日目 | マルタ観光 マルタ泊 |
3日目 | マルタ観光 マルタ泊 |
4日目 | マルタ観光 マルタ泊 |
5日目 | マルタ観光 マルタ泊 |
6日目 | マルタ発 機内泊 |
7日目 | 日本着 |
マルタ旅行は周遊もおすすめ!シチリア島(カターニア)やローマも行ってみよう
マルタ旅行の旅程に余裕があればシチリア島東部にあるカターニアや、イタリアの首都ローマへ訪れるのもおすすめです。マルタからカターニアとローマにはフェリーや飛行機で簡単にアクセスできるので、詳しい時間や費用について以下で紹介します。
・シチリア島(カターニア)
カターニアはシチリア島にある都市でパレルモに次いで2番目に大きく、人口は約32万人と沖縄県那覇市とほぼ同じです。カターニアには世界遺産にも登録された美しい街並みや、エトナ山と呼ばれる活火山など豊富な観光地があります。
マルタからのアクセスはフェリーがあり、片道約4時間15分で週6便まで出航しています。ただ、飛行機なら約50分でアクセスできるので、時間に余裕がない人は飛行機を利用するのがおすすめです。
・ローマ
イタリアの首都ローマは世界的に有名な観光スポットも多く、マルタに行くのであれば一緒に訪れるのがおすすめです。ただ、ローマの物価は世界的に見ても高めなので、ローマとマルタの両方を訪れたい場合は費用についてしっかり考えておきましょう。
なお、マルタからローマは飛行機を使えば片道約1時間半でアクセスでき、最安の航空券代が往復5000円前後で購入できます。