中国、コロナ監視アプリで旅行履歴の表示義務緩和 7日分に短縮

中国、コロナ監視アプリで旅行履歴の表示義務緩和 7日分に短縮
 7月8日、中国当局が新型コロナウイルス感染対策として使用している携帯アプリで、市民の旅行履歴の表示義務をこれまでの14日分から7日分に短縮することが分かった。写真は北京の空港で2020年11月撮影(2022年 ロイター/Thomas Peter)
[北京 8日 ロイター] - 中国当局が新型コロナウイルス感染対策として使用している携帯アプリで、市民の旅行履歴の表示義務をこれまでの14日分から7日分に短縮することが分かった。国内旅行の促進につながる可能性がある。
当局はコロナ感染地域を訪れた人を特定し検査や隔離の必要性を判断するためこのアプリを使用している。
アプリ開発会社は8日、今後はユーザーが過去7日間に訪れた都市を表示し、従来の2週間から短縮すると発表。
このニュースは短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」ですぐにトレンド上位20トピックに入った。
ユーザーからは「出張が多い人には14日間はあまりに難しかった」といった声などが聞かれた。

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