英BA、夏休みの運航さらに削減へ 需要増で対応苦慮

英BA、夏休みの運航さらに削減へ 需要増で対応苦慮
欧州各地で航空会社や空港が新型コロナウイルス禍後の旅行需要への対応に苦慮する中、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は繁忙期の夏休み期間中に運航本数を一段と削減する見通し。写真は2021年5月、ロンドンで撮影(2022年 ロイター/John Sibley)
[ロンドン 6日 ロイター] - 欧州各地で航空会社や空港が新型コロナウイルス禍後の旅行需要への対応に苦慮する中、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は繁忙期の夏休み期間中に運航本数を一段と削減する見通し。
PAメディアは6日、BAが10月末まで短距離路線でさらに1万0300便を欠航すると報じた。
英政府は先月、航空会社が人員不足を踏まえて現実的な運航計画を立て、直前の欠航を回避できるよう空港の発着枠に関する規則を一時的に緩和した。
BAの広報担当者はこの措置について「運航をさらに減らして利用者が比較的少ない便を一部集約し、ホリデー向けの便をできるだけ多く維持できる」と述べた。

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