英サル痘感染、約2割に欧州への渡航歴=当局

英サル痘感染、約2割に欧州への渡航歴=当局
 6月1日、英公衆衛生当局は、5月31日までに同国で報告されたサル痘感染の2割近くが旅行と関係しているとの見方を明らかにした。写真はサル痘が疑われる患者のサンプル。マドリードで撮影(2022年 ロイター/Susana Vera )
[ロンドン 1日 ロイター] - 英公衆衛生当局は1日、5月31日までに同国で報告されたサル痘感染の2割近くが旅行と関係しているとの見方を明らかにした。
確認が報告された190例のうち18%に当たる34件で、発症までの21日間以内に欧州のさまざまな国への渡航歴があったという。
同当局によると、これまでのところ感染は国内外でのサウナやデートアプリ使用などとの関係が突き止められている。
世界保健機関(WHO)は1日、サル痘が以前から継続的に発生しているアフリカ諸国以外で最初に感染が報告された5月初め以来、アフリカ以外の30カ国で550人以上に感染が確認されたと発表した。

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