被災の熊本・益城町、JALと特産品開発 KALDIで販売
2016年の熊本地震で被災した熊本県益城町は、日本航空(JAL)や東海大学などと連携して地元の特産品を使った新商品を開発、全国のカルディコーヒーファームなどで10日発売する。地元で収穫されたスイカの果汁を使った葛切りや、ミニトマトのソースなど4商品を準備した。県内外で販売し、地域活性化と地震からの復興加速につなげる。
昨年夏から開発に向けた検討を始め、農産物の原料調査や学生も加わったアイデア考案を経て、試作や試食を重ねながら完成にこぎつけた。各商品それぞれ3万個程度を準備した。売れ行きがよければ来年も販売する考え。
益城町は2019年度にも町産の米を使った焼酎などを開発し、ふるさと納税の返礼品などで扱っている。