４月の訪日客は１０万人超　入国緩和で２５カ月ぶり

政府観光局が１８日発表した推計によると、４月の訪日外国人客は前年同月の１３倍となる１３万９５００人だった。１０万人を上回るのは２０２０年３月以来、２５カ月ぶり。新型コロナウイルス感染症の水際対策緩和で１日当たりの入国者数の上限が１万人に拡大、ビジネス関係者や留学生、技能実習生らの入国が増えた。コロナ禍前の１９年４月比は９５・２％減だった。

主な国・地域別は、ベトナムの２万９８００人が最も多く、中国２万２４００人、インドネシア１万１７００人、フィリピン８５００人と続いた。

４月に出国した日本人は前年同月比４倍近くの１２万９２００人。１９年同月比は９２・２％減だった。