米ニューメキシコ州山火事さらに拡大、同州で過去最大に

米ニューメキシコ州山火事さらに拡大、同州で過去最大に
 5月16日、米南西部ニューメキシコ州で4月6日に始まった大規模な山火事は40日目を迎え、これまでに焼けた面積は29万8060エーカー(12万1000ヘクタール)と、同州で過去最大になっている。写真は同州ジカリータ・ピーク付近で15日撮影(2022年 ロイター/Andrew Hay)
[タオス(米ニューメキシコ州) 16日 ロイター] - 米南西部ニューメキシコ州で4月6日に始まった大規模な山火事は40日目を迎え、これまでに焼けた面積は29万8060エーカー(12万1000ヘクタール)と、同州で過去最大になっている。
2012年のこれまでの山火事記録を上回った。強風にあおられ続け、延焼範囲はカリフォルニア州ロサンゼルス市の面積に近づいている。
地元当局によると、鎮火率は27%にとどまっている。住宅焼失は数百戸に到達。15日にはスキーリゾート地の住人にも避難勧告が出された。火は観光地として有名なサンタフェに20マイル(32キロ)まで迫り、15日はサンタフェの中心部にも煙が及んだ。

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