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大阪マルビル建て替え 大和ハウス、令和12年春完成

建て替えられることが決まった大阪マルビル=大阪市北区(本社ヘリから、安元雄太撮影)
建て替えられることが決まった大阪マルビル=大阪市北区(本社ヘリから、安元雄太撮影)

大和ハウス工業は13日、JR大阪駅前の複合ビル「大阪マルビル」を建て替えると発表した。令和5年夏に着工し、12年春の完成を目指す。高さ約124メートルの現在のビルよりも高層化させる計画で、ホテルやオフィス、大型ホールを設置する。

大阪マルビルは昭和51年4月に開業した。地上30階建てで、日本では珍しい円筒形の超高層ビルとして話題を集め、大阪駅前のランドマーク的な存在として親しまれてきた。設備の老朽化が進んでいるため建て替えを決めた。新たな建物にも円筒形のデザインを一部に残す予定という。

令和7年開催の大阪・関西万博の期間中は、会場との間を結ぶバスターミナルとして敷地を活用する。

芳井敬一社長は同日の記者会見で「大阪に来る人を迎えるシンボルのような建物にしたい」と話した。

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