21日、業界によると、韓国内の旅行会社各社は旅行需要が持続的に増えている状況で、現地ガイドや引率者などの人材確保や海外ネットワークの再建に我先にと乗り出している。しかし、状況は容易ではない。コロナの長期化で現地ガイドの大半が国内に戻ったためだ。コロナの影響で現地事務所を整理した一部の現地旅行社も慎重な姿勢を見せている。
ハナツアーのチョ・イルサン広報チーム長は、「韓国内の現地旅行社はすでに営業を再開しているが、海外の現地旅行社の大半は依然として待機している」とし、「海外旅行の増加傾向が目立って伸びなければ、現地旅行社も営業再開に消極的になりかねない」と話した。
海外旅行の正常化が近づくほど、国内旅行会社の実務人材確保競争が激しくなるという見通しもある。「よい旅行社」のイ・サンピル部長は、「今すぐの予約が多くないため、出勤中の一部の人員でも十分対応できるが、旅行市場が本格的な回復傾向に入れば、人員の補充は必要だ」とし、「特に商品企画、航空予約、顧客相談などを担当する人材の需要が増えるだろう」と予測した。
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