空港リムジンバス、高松港まで延伸 ことでんバス
ことでんバス(高松市)が運営する高松空港リムジンバスは14日、高松港のフェリー乗り場まで延伸した。空港から島しょ部までの移動をより便利にし、香川県内の観光振興につなげることを狙っており、瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の開幕に合わせた。
空港発のリムジンバスはこれまで高松駅が終着点で、島に行く際には駅から港のフェリー乗り場まで徒歩で10分程度移動する必要があった。連絡橋か横断歩道を渡る必要があり、延伸を求める声が地元であがっていた。空港からフェリー乗り場までの料金は大人1000円で高松駅で降りた場合と変わらない。
14日開かれた式典で、ことでんグループの真鍋康正代表は「バス停をきっかけに1人でも多くの人に島の魅力を知って欲しい」と期待を寄せた。