西武・プリンスホテルズワールドワイドは6日、沖縄県初進出となる「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」(宜野湾市)の開業記念式典を開いた。長引く新型コロナウイルス禍で観光客数は低迷するが、今後の需要回復を見据える。開業は12日。
親会社の西武ホールディングス(HD)の後藤高志社長は「悲願の出店だ」とあいさつ。沖縄は「独自の文化と豊かな自然があり、世界的リゾートに引けを取らない。コロナ後に日本が観光大国となる鍵になる」と強調した。
同ホテルはプリンスの主力ブランド。14階建てで全340室がオーシャンビューになる。2階と屋上には屋外プールを設け、ヨットが並ぶ宜野湾港マリーナを見渡せる。