【データ】教育旅行年報2021 日本修学旅行協会


重点は「遺跡、史跡、文化財、寺社などの見学」

 日本修学旅行協会は、2020年度に実施された全国の中学校、高等学校の国内修学旅行、海外・訪日旅行について調査し、その結果をまとめた「教育旅行年報 データブック2021」を2021年12月に発行した。そのうち高校の修学旅行で重点を置いた活動とその件数、実施率を示したのが掲載の表である。

 1位は「遺跡、史跡、文化財、寺社などの見学」は49.2%(前回43.1%)、2位「平和学習」が36.1%(前回38.9%)と前回と同様の活動が上位二つを占めた。3位は、今回新しい選択肢として設けた「水族館、動物園、自然・科学系博物館など」で、4位の「伝統的町並みや建造物群保存地区の見学」ともに約4校に1校が回答した。

 大きく順位を上げたのは、近年の大規模自然災害の頻発から重要性が高まっており、また東日本大震災の各被災地でそれを学べる施設の開館が相次ぐ今回6位の「震災学習、防災学習」、同9位の「絵付け、焼き物、伝統工芸など」、同11位の「スキー、スノーボード、スケートなど」である。

 「その他」の内容としては、テーブルマナー講習が複数挙げられ、進路講話といったものもあった。

 


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