ハウステンボス開業30年、特別パレードで歓迎

開業30周年を迎えたハウステンボス=25日午前、長崎県佐世保市
開業30周年を迎えたハウステンボス=25日午前、長崎県佐世保市

長崎県佐世保市の大型リゾート施設ハウステンボスが25日、開業30周年を迎え、スタッフらが来場者を歓迎した。歌劇団のメンバーが登場する特別パレードや2千発の花火打ち上げなどの記念イベントを27日まで行う。長崎県佐世保市の大型リゾート施設ハウステンボスが25日、開業30周年を迎え、来場者は手を振って出迎えるスタッフやマスコットキャラクターにカメラを向け、記念撮影を楽しんだ。歌劇団のメンバーが登場する特別パレードや2千発の花火打ち上げなどの記念イベントを27日まで行う。坂口克彦社長は「30周年を迎えられたのは支えてくださった皆さんのおかげだ」と謝意を示し「今後のさらなる発展を誓う」と話した。

新型コロナウイルス感染症の影響で最近は来場者が減少。近隣からの客を増やすため、4月4日から九州在住者の入場料と宿泊料を割り引くキャンペーンをする。

ハウステンボスは、風車などオランダをイメージした街並みを売りに平成4年3月に開業したが、初期投資の負担などが響き15年に経営破綻。現在は旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の傘下で営業を続けている。長崎県が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の建設予定地にもなっている。

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