JALとワンワールド、アメリカ西海岸の空港でトウモロコシ由来のSAF購入へ

JALとワンワールド、アメリカ西海岸の空港でトウモロコシ由来のSAF購入へ

ニュース画像 1枚目:ワンワールドが調達するジーボが手がけるSAF製造施設
© JAL
ワンワールドが調達するジーボが手がけるSAF製造施設

日本航空(JAL)とワンワールド加盟会社のアラスカ航空、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、カタール航空は共同で、非食用トウモロコシを原料とする持続可能な航空燃料(SAF)を購入します。アメリカ西海岸の空港で調達する目的の購入意思で、JALはロサンゼルス国際空港、サンフランシスコ国際空港、サンディエゴ国際空港を出発する定期便に搭載します。SAFは、コロラド州の再生可能燃料製造会社のGevo(ジーボ)との契約で、2027年から5年間、ワンワールド加盟会社で計約75万キロリットルを調達する計画です。

JALは、2025年に全燃料搭載量の1%、2030年に10%をSAFに置き換える計画を策定しています。こうした計画の実現に向け、JALはワンワールド加盟の8社と、カリフォルニア州で再生可能燃料を製造するアメティスとSAFの購入意思を共同で表明し、サンフランシスコ国際空港で、2024年から7年間、アライアンス加盟社全体で計約130万キロリットルを調達する計画です。

なお、アメティスは廃食油を原料、新たに契約するジーボは非食用トウモロコシを原料とするSAFです。JAL、ワンワールドはさまざまな原料から製造されるSAFの必要性を継続的に示し、普及・市場の拡大に取り組みます。

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