ワシントンホテル、最終赤字29億円 21年4~12月
ワシントンホテルが14日発表した2021年4~12月期の単体決算は最終損益が29億円の赤字(前年同期は55億円の赤字)だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で出張や観光に伴う宿泊客が大きく減った。
売上高は56億円(前年同期は36億円)だった。新型コロナ軽症者の療養施設として1棟貸しを6施設で実施し、客室稼働率は32%だった。自己資本比率は21年3月末の24%から13%に下がった。新型コロナの先行きが不透明として22年3月期の業績予想の公表は見送った。