東京・葛飾区、「こち亀」観光施設を24年度に開業
東京都葛飾区は「こち亀」の愛称で親しまれる漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」をテーマにした観光施設を整備する。2022年度予算案に基本設計費や土地の賃借料として8900万円を計上し、24年度の開館を目指す。
JR亀有駅近くの193平方メートルの土地を賃借し、施設を開く。施設の内容は未定だが、原画の展示や物販などを想定している。同区はこれまでも「両津勘吉」など登場人物の銅像やマンホールを設置するなど「こち亀」を観光振興に活用してきた。
青木克徳区長は「葛飾柴又寅さん記念館のように多くの人に来てもらいたい。作品の世界に入り込めるような施設にしたい」と話した。