米格安航空フロンティアとスピリットが統合へ、29億ドル

米格安航空フロンティアとスピリットが統合へ、29億ドル
米格安航空会社フロンティア・グループ・ホールディングスは7日、同業スピリット航空を29億ドルで買収し、両社の経営を統合すると発表した。2014年10月撮影(2022年 ロイター/Jim Young)
[シカゴ 7日 ロイター] - 米格安航空会社フロンティア・グループ・ホールディングスは7日、同業スピリット航空を29億ドルで買収し、両社の経営を統合すると発表した。実現すれば全米第5位の航空会社となり、コロナ禍後の旅行需要回復を見据え、航空大手に攻勢をかける。
発表を受け、スピリット航空の株価は一時16.7%超急伸した。
純債務引き受けなどを含む買収総額は66億ドル。買収は現金と株式交換を通じ実施される。
手続きは下期中に完了の見通しで、年間5億ドルの統合シナジー効果を見込む。
フロンティアは統合後の新会社の51.5%を保有する。

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