ハイアットが新ブランドのホテル 東京と大阪で 地域との交流重視

「キャプション by Hyatt なんば 大阪」1階に設けられるオープンスペース「トークショップ」のイメージ
「キャプション by Hyatt なんば 大阪」1階に設けられるオープンスペース「トークショップ」のイメージ

世界的なホテルチェーン、ハイアット(米国)は27日、20~30代の外国人客などをコアターゲットとした新ブランドのホテルを東京と大阪で開業すると発表した。

同社は「パークハイアット」「ハイアットリージェンシー」など、コンセプトやサービスに応じて、20のホテルブランドを展開。新ブランドは「キャプション by Hyatt(バイ・ハイアット)」で、ルームサービスなどのない〝宿泊特化型〟だが、エントランスフロアには飲食のほか、地元の人たちと交流できる「トークショップ」という共用スペースを設置する。地元のアーティストとコラボしたイベントなども想定する。

日本ハイアットの坂村政彦代表は「地域との触れ合いを重視する20~30代の外国人客や地元客が主なターゲットになるだろう」と説明する。

令和6年前半に大阪市中央区に「キャプション by Hyatt なんば 大阪」(167室)を開業。同ホテルはサンケイビル(東京都千代田区)が開発、同社関連会社が運営する。翌7年には東京都中央区に「キャプション by Hyatt 兜町 東京」(約200室)を開業予定で、こちらはハイアットが運営する。

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