アメリカン航空とジェットブルーの提携、司法省が訴訟継続を要求

アメリカン航空とジェットブルーの提携、司法省が訴訟継続を要求
米司法省は13日、アメリカン航空とジェットブルー・エアウェイズの提携「ノースイースト・アライアンス」を巡る反トラスト法訴訟について、両社は訴えを退けるよう求めているが、裁判所は訴訟を継続すべきだと主張した。 写真はニューヨークで2013年6月撮影(2021年 ロイター/Fred Prouser)
[ワシントン 13日 ロイター] - 米司法省は13日、アメリカン航空とジェットブルー・エアウェイズの提携「ノースイースト・アライアンス」を巡る反トラスト法訴訟について、両社は訴えを退けるよう求めているが、裁判所は訴訟を継続すべきだと主張した。
司法省と6州は9月、両社の提携が米北東部の空港発着路線の運賃上昇につながるとして、提携の解消を求める訴訟を起こした。
同省は13日、裁判所に提出した文書で「合併では容認されないことを合弁事業を通じて成し遂げようとしている」と主張。両社の提携で「消費者が何億ドルもの負担を強いられる」とし「両社が主張するメリットでは、こうしたデメリットを正当化できない」との認識を示した。
両社のコメントは取れていない。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab