ホテルに忍者部屋いかが? 伊賀博物館がプロデュース

    三重県伊賀市の観光施設「伊賀流忍者博物館」を運営する伊賀上野観光協会は7日、宿泊施設に隠し部屋や「仕掛け戸」などを備えた忍者部屋を再現するサービスを開始したと発表した。「忍泊」と名付け、新型コロナウイルス収束を見据えた国内外の「忍者観光需要」を喚起したい考え。

    伊賀上野観光協会などが手掛ける「忍泊」のイメージ(フジヤ提供)
    伊賀上野観光協会などが手掛ける「忍泊」のイメージ(フジヤ提供)

    資料館や展示会を手掛ける「フジヤ」(京都市)との共同事業。忍者博物館の学芸員が監修し、日本家屋を基調とした部屋に、隠し階段や刀隠しがある「からくり屋敷」をプロデュースする。手裏剣などの忍び道具や忍術書のレプリカも展示できる。

    伊賀上野観光協会などが手掛ける「忍泊」のイメージ(フジヤ提供)
    伊賀上野観光協会などが手掛ける「忍泊」のイメージ(フジヤ提供)

    空港や博物館、娯楽施設に忍者屋敷を再現する事業も展開する予定。

    伊賀流忍者博物館は1964年に開館した忍者屋敷を前身に、98年博物館にリニューアル。忍者や忍術に関する展示やショーを実施し年間約20万人が訪れる。


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