神奈川県、県民限定の旅行喚起策「県民割」12月再開
神奈川県は18日、県民限定で旅行代金を割り引く独自の観光振興策「かながわ県民割」を再開すると発表した。2020年に制度を導入したが、新型コロナウイルスの感染拡大により同年末に停止していた。今回は12月1日の正午に売り出し、22年1月末まで利用できる。新型コロナの影響を受けた観光事業者の支援につなげる。
割引内容は1人1泊6000円以上の宿泊旅行の場合、横浜・鎌倉・箱根の「定番エリア」では3000円、その他の地域は「再発見エリア」として5000円を割り引く。3000円以上の日帰り旅行の場合も地域別に1500円、2500円をそれぞれ割り引く。
県は再開にあたり「20年は価格に応じた割引で高価格帯に集中したので、今回は一律の割引額に改めた」としている。